ささき‐ただし【佐々木直】
[1907〜1988]銀行家。宮城の生まれ。昭和44年(1969)日本銀行総裁に就任。ニクソンショックによる変動相場制への移行や、第一次オイルショック後の狂乱物価などへの対応を行った。
ささき‐のぶつな【佐佐木信綱】
[1872〜1963]歌人・国文学者。三重の生まれ。弘綱の長男。「竹柏会」を主宰、歌誌「心の花」を刊行して多くの歌人を育成。また、万葉集の研究や和歌の史的研究などに業績を残した。文化勲章受章。歌...
ささき‐ひろつな【佐佐木弘綱】
[1828〜1891]国学者・歌人。伊勢の人。号、竹柏園。足代弘訓(あじろひろのり)の門下。子の信綱とともに「日本歌学全書」を編集。
ささき‐まき【佐々木マキ】
[1946〜 ]漫画家・絵本作家・イラストレーター。兵庫の生まれ。本名、長谷川俊彦。シュールな絵柄を駆使し、ストーリー性を排除したナンセンス絵本の第一人者として高い評価を得る。イラスト作品や挿絵...
ささき‐みつぞう【佐々木味津三】
[1896〜1934]小説家。愛知の生まれ。本名、光三。新聞・雑誌記者を経て作家生活に入り、大衆小説を発表。作「右門捕物帳」「旗本退屈男」など。
ささき‐もさく【佐佐木茂索】
[1894〜1966]小説家・編集者。京都の生まれ。芥川竜之介に師事。昭和10年(1935)菊池寛と図って芥川賞・直木賞を創設。のち、文芸春秋新社社長。短編集「春の外套」など。
ささき‐りゅう【佐々木流】
馬術の一派。大坪流からの分派で、戦国時代の末、近江(おうみ)の観音寺城主、佐々木義賢(ささきよしかた)を祖とする。
さっさ【佐々】
姓氏の一。 [補説]「佐々」姓の人物佐々十竹(さっさじっちく)佐々醒雪(さっさせいせつ)佐々成政(さっさなりまさ)
さっさ‐がすり【佐々絣】
佐々成政の子孫成信が、寛政年間(1789〜1801)に尾張国丹羽郡森本村(愛知県一宮市)で、薩摩絣に似せて織り出した綿織物。
さっさ‐じっちく【佐々十竹】
[1640〜1698]江戸前期の儒学者。讃岐の人。名は宗淳。水戸藩に登用されて、「大日本史」編纂(へんさん)のため全国に史料探訪した。彰考館総裁。