なん【何】
[代]「なに」の音変化。「それを—にするつもりか」「—とも言えない」
[接頭]名詞または名詞に準じる語に付いて、数量・程度などが疑問または不定であることを表す。「—回」「—キロ」
なん‐か【何か】
[連語]「なにか」の音変化。「—欲しいものはありませんか」
なん‐かい【何回】
どれほどの回数。また、多くの回数。何度。何遍。「—ドイツへ行きましたか」「—も試みる」「—見てもおもしろい」
なん‐こ【何個/何箇】
1 どれほどの個数。いくつ。個数が不明であるときに用いる。「あと—必要ですか」 2 《「なんご」とも》遊戯の一。碁石や細かく折った杉ばしなどを、手の中に握って差し出し、持っている数を当てさせるも...
なん‐じ【何時】
時刻が不明の場合、また、時刻を特定しない場合に用いる語。なんどき。「—に出発しようか」「—でもいいから電話をください」
なんじゃ‐もんじゃ【何じゃもんじゃ】
主に関東地方で、その地域で見られなかったり、きわめて珍しかったりする大木をさしていう語。千葉県香取(かとり)郡神崎町(こうざきまち)神崎神社のクスノキ、東京都明治神宮外苑のヒトツバタゴなど。あん...
なんじゃもんじゃ‐ごけ【何じゃもんじゃ苔】
ナンジャモンジャゴケ科の苔(たい)類。高山の雪渓付近でみられ、高さ1センチほど。葉は茎と同じく棒状で、仮根はない。発見されたとき、所属が不明であったところから、正体不明の意で命名。
なんじゃもんじゃ‐の‐き【何じゃもんじゃの木】
⇒何じゃもんじゃ
なん‐じょう【何じょう】
《「なんという」の音変化》 [副]反語を表す。どうして…か。なんで…か。「—かかる事にひるむべき」〈河上肇・貧乏物語〉
[連体] 1 どういう。何という。「—心地すれば、かく物を思ひたるさま...
なん‐すれ‐ぞ【何為れぞ】
[副]《「なにすれぞ」の音変化。もと、漢文訓読語》どうして。「—金を欲する此くの如く其れ切なるや」〈織田訳・花柳春話〉