あまり【余り】
[名] 1 使ったり処理したりしたあとになお残ったもの。残り。余剰。「—の布切れ」「シチューの—を冷凍する」 2 割り算で割り切れずに残った数。 3 (感情などを表す連体修飾語を上に付けて副詞...
あまり‐あ・る【余り有る】
[連語] 1 さらに十分な余裕がある。十分である。「功績が過失を償って—・る」 2 どんなに…してもまだ十分でない。「彼の死は惜しんでも—・ることだ」
あまり‐ごと【余り事】
余分なこと。また、分に過ぎたこと。「—をぞ思ひてのたまふ」〈源・真木柱〉
あまり‐ちゃ【余り茶】
茶筒に使い残した茶。また、茶碗に飲み残した茶。「—には福がある。呑んでお休みなされ」〈浄・盛衰記〉
余(あま)りと言(い)えば
程度がひどいさま。常識を超えてひどく。あまりにも。「—厳しい仕打ち」
あまり‐べ【余り戸】
律令制下の村落制度で、50戸を「里」としたとき、それに満たない小集落。あまべ。あまるべ。
あまり‐もの【余り物】
1 不必要になった物。いらない物。 2 食べ残した物。残り物。
あまり‐もの【余り者】
まわりの人からもてあまされている者。邪魔者。厄介者。
余(あま)り物(もの)に福(ふく)がある
「残り物に福がある」に同じ。
あんまり【余り】
《「あまり」の撥音添加》 [形動]「あまり」に同じ。「—な言葉に腹を立てる」「このまま帰れとは—だ」 [副] 1 「あまり1」に同じ。「—うれしくて涙が出た」 2 「あまり2」に同じ。...