ない‐しょ【内緒/内証/内所】
《「ないしょう(内証)」の音変化》 1 「ないしょう(内証)2」に同じ。「—の話」「—にする」 2 「ないしょう(内証)3」に同じ。 3 「ないしょう(内証)4」に同じ。「ですがね、花魁、余り我...
なかば‐の‐つき【半ばの月】
1 半円形の月。半月(はんげつ)。「末の世を照らしてこそは二月(きさらぎ)の—は雲がくれけれ」〈続千載・釈教〉 2 月半ばの月。満月。特に、中秋の名月。「秋の空、余りにたへぬ—」〈謡・雨月〉 3...
ながこゆい‐の‐えぼし【長小結の烏帽子】
折(おり)烏帽子の一。小結の結び余りを左右に長く出したもの。元服したての冠者が着用した。長組輪(ながくみわ)の烏帽子。長組輪。長小結。
なま‐ふごう【生不合】
[形動ナリ]ちょっと金に困っているさま。暮らしが余り楽でないさま。「大学の衆どもの—にいましかりしを」〈大鏡・時平〉
にえ‐い・る【にえ入る】
[動ラ四]はまりこむ。没入する。「余りに多く込み乗りたければ、目の前に大船二艘(にさう)—・りたり」〈延慶本平家・五〉
に‐して
[連語] 《断定の助動詞「なり」の連用形+接続助詞「して」》…であって。「人—人にあらず」「言出(ことで)しは誰(た)が言(こと)なるか小山田の苗代水の中淀(なかよど)—」〈万・七七六〉 《...
ねず‐お【根助緒】
指貫(さしぬき)の裾のくくり方の一。結び余りの紐(ひも)の先を出して垂らすもの。
のち‐ごと【後言】
死に際の言葉。この世に言いのこす言葉。遺言。「余り強く投げられて、—もせず死ににけり」〈盛衰記・四二〉
のみ‐すて【飲(み)捨て】
飲んで、その余りを捨てること。また、飲んだまま放置すること。「缶ジュースを—にする」
のみ‐で【飲(み)出】
飲んで余りあるほどの分量。飲みごたえのある量。「小瓶だが意外に—がある」