む‐ちゅう【夢中】
[名・形動] 1 物事に熱中して我を忘れること。また、そのさま。「—で本を読む」「競馬に—になる」「無我—」 2 夢を見ている間。夢の中。「多数は猶安眠の—にあり」〈独歩・愛弟通信〉 3 正気を...
むね‐き【胸気】
[名・形動]他人の言動が気にさわること。また、そのさま。不愉快。「余り—な事を云われるとぐうっと癪に触って」〈魯庵・くれの廿八日〉
もうし‐じょう【申(し)条/申(し)状】
1 言い分。主張。「余りに本職を軽蔑した—じゃないか」〈木下尚江・良人の自白〉 2 (申し状) ㋐⇒申文(もうしぶみ)1 ㋑中世、訴訟のときの原告の訴状。目安。もうしぶみ。「いまだ恩賞を給ひたる...
やみ‐やみ【闇闇】
[副] 1 何もできないさま。みすみす。むざむざ。「是で—死んで了うのは、余り無念とは思うけど」〈紅葉・金色夜叉〉 2 正気や分別を失ってわからなくなるさま。わけもわからず。「—となりて大将軍と...
ゆう‐よ【有余】
1 余りがあること。余分。「気の毒に思うて—の金を給するは」〈福沢・文明論之概略〉 2 《「有」はその上また、の意》数を表す語に付いて、それより少し多い意を表す。「五年—の歳月」
よ‐けい【余計】
[名・形動] 1 物が余っていること。必要な数より多くあること。また、そのさま。余り。余分。「一人分切符が—だ」 2 普通より分量の多いこと。程度が上なこと。また、そのさま。たくさん。「いつも...
よ‐じょう【余剰】
必要分を除いた残り。剰余。余り。「人員に—が出る」「—価値」「—米」
よそ‐じ【四十/四十路】
1 40歳。しじゅう。→十路 2 40。しじゅう。よそ。「仮名の—余り七文字の内を出でずして」〈千載・序〉
よ‐ぶん【余分】
[名・形動] 1 余った分。残り。余り。「—が出る」 2 必要や予定より多いこと。また、その数量や、そのさま。余計。「—に仕入れる」 3 必要以外のこと。また、そのさま。余計。「—なことは考えな...
よ‐ゆう【余裕】
1 必要分以上に余りがあること。また、限度いっぱいまでには余りがあること。「金に—がある」「時間の—がない」「まだ席に—がある」 2 ゆったりと落ち着いていること。心にゆとりがあること。「—の話...