あまり‐もの【余り物】
1 不必要になった物。いらない物。 2 食べ残した物。残り物。
あまり‐もの【余り者】
まわりの人からもてあまされている者。邪魔者。厄介者。
余(あま)り物(もの)に福(ふく)がある
「残り物に福がある」に同じ。
あま・る【余る】
[動ラ五(四)] 1 多すぎて残りが出る。使いきれずに残る。「—・った小遣いは貯金する」「人手が—・る」 2 (多く「…にあまる」の形で) ㋐数量などがある基準を超える。「身の丈六尺に—・る大男...
あまる‐べ【余る戸】
⇒あまりべ
あまるべ【余部】
兵庫県北部、美方(みかた)郡香美(かみ)町北西部の地名。日本海に臨む漁港。→余部鉄橋
あまるべ‐てっきょう【余部鉄橋】
兵庫県北部、美方(みかた)郡香美(かみ)町余部にあった鉄橋。山陰本線の鎧(よろい)と余部の間に位置し、橋脚の高さ約41メートル、長さ約310メートル。明治45年(1912)完成し、これによって山...
あんまり【余り】
《「あまり」の撥音添加》 [形動]「あまり」に同じ。「—な言葉に腹を立てる」「このまま帰れとは—だ」 [副] 1 「あまり1」に同じ。「—うれしくて涙が出た」 2 「あまり2」に同じ。...
なごり【余波】
《「なみのこり」の音変化》 1 波が打ち寄せたあと、渚のあちこちに残っている海水や海藻など。「難波潟(なにはがた)潮干の—よく見てむ家なる妹が待ち問はむため」〈万・九七六〉 2 強風の吹きやんだ...
なごろ【余波】
《「なごり」の音変化》「なごり(余波)2」に同じ。「手もたゆく浦つたひしてこぐ舟は沖の—を怖づるなるべし」〈堀河百首〉