ほそいあかいいと【細い赤い糸】
飛鳥高の長編推理小説。昭和36年(1961)刊。昭和37年(1962)、第15回日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)を受賞。
ほっかい【HOKKAI】
高樹のぶ子の長編小説。現代に生きる女性作家の「私」が、明治大正期の日本画家、高島北海(ほっかい)の実像に迫る。平成17年(2005)刊行。第56回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
ほっきょくけんのとびら‐こくりつこうえん【北極圏の扉国立公園】
《Gates of the Arctic National Park and Preserve》米国アラスカ州北部にある国立公園。公園全体が北極圏の中にあり、北米最北のブルックス山脈の一部を占め...
ほりょ【捕虜】
《原題、(ラテン)Captivi》紀元前3世紀から紀元前2世紀頃の古代ローマの喜劇作家、プラウトゥスによる戯曲。
ほん‐しょく【本職】
1 その人が主とする職業。本業。「—は医者である作家」 2 それを専門とする人。くろうと。「—に任せる」「—にはかなわない」 3 官吏がその仕事の上で使う自称。本官。 [アクセント]1・2はホン...
ほんじんさつじんじけん【本陣殺人事件】
横溝正史の長編推理小説。昭和21年(1946)「宝石」誌に連載。単行本は翌年刊行。名探偵金田一耕助の初登場作品。第1回日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)長編賞受賞。
ほんとうのはなし【本当の話】
《原題、(ギリシャ)Alethe diegemata》2世紀ごろ、シリアで生まれたギリシャの作家、ルキアノスの著作。奇想天外な空想に基づく冒険譚で、シラノ=ド=ベルジュラックの「月世界旅行記」や...
ほんのはなし【本の話】
由起しげ子の短編小説。義兄の遺した蔵書を、遺言どおり寄贈するか売却するか悩む童話作家の姿を描く。昭和24年(1949)発表。同年、第21回芥川賞受賞。
ほん‐や【本屋】
1 書物を売る店。また、その業者。出版社をさすこともある。書店。 2 (「ホン屋」とも書く)映画業界などで、脚本・シナリオを書く人。台本作家。 3 屋敷の中で主となる建物。母屋(おもや)。
ホークスヘッド【Hawkshead】
英国イングランド北西部、カンブリア州の町。湖水地方の観光地の一。中世には羊毛の生産で栄えた。詩人ワーズワースと絵本作家ポターのゆかりの地でもある。