ろう‐じょ【老女】
1 年をとった女性。老婦人。 2 武家の奥向きに仕えた侍女の長である女性。 3 能などに用いる年をとった女性の面。
わか‐ざむらい【若侍】
1 年若い武士。 2 公家・武家に仕える侍。青侍。
わか‐とう【若党】
1 若い侍。 2 若い従者。 3 江戸時代、武家で足軽より上位の小身の従者。
わき‐づけ【脇付】
手紙の宛名の左下に書き添えて敬意を表す語。「侍史」「玉案下」「机下」など。
わ‐こ【和子/若子】
1 身分の高い人の男の子供。坊っちゃん。また、男の子供を親しみを込めていう語。「その侍の—、鷹いと好きにて」〈仮・仁勢物語・上〉 2 貴人の男の子供に対して、呼びかける語。二人称の代名詞のように...
わすれ‐い【忘れ井】
忘れ捨てられた井。「暑き日影も—の慰めぐさとなり侍れ」〈仮・伊曽保・上〉
わずか【僅か/纔か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度・価値・時間などがほんのすこしであるさま。副詞的にも用いる。「—な金の事でいがみ合う」「—な食料しかない」「—に制限重量をオーバーする」「ここから—10分の...
わた・す【渡す】
[動サ五(四)] 1 人や荷物を舟で向こう岸に運ぶ。「船で人を—・す」 2 物の上を越えて、一方から他方へ物がとどくようにする。またがらせる。かける。「橋を—・す」「綱を—・す」 3 こちらの手...
わたり‐ざむらい【渡り侍】
江戸時代、渡り奉公をした侍。
わたり‐もの【渡り物】
1 外国から渡ってきた品物。舶来品。「南蛮からの—」 2 祭礼などの際、練って歩く行列・山車(だし)など。ねりもの。「その日—ありとて、にぎはひけり」〈咄・あられ酒・五〉 3 先祖から代々伝わる...