く‐ぎょう【公卿】
1 公(こう)と卿(けい)の総称。公は太政大臣・左大臣・右大臣、卿は大納言・中納言・参議および三位以上の朝官をいう。参議は四位も含める。「大臣公卿」と連ねていう場合は、卿のこと。公家。上達部(か...
く‐ぐ【供具】
神仏に供えるもの。供物(くもつ)。また、供物を供える器具。
く‐げ【供笥】
仏前に供える物を盛る器具。
く‐げ【供花/供華】
1 仏または死者に花を供えること。また、その花。くうげ。 2 「供花会(くげえ)」の略。
くげ‐え【供花会】
仏に花をささげる儀式。京都六波羅蜜寺で3月に行われた法華八講を結縁供花と称したのに始まり、5月と9月に京都六条長講堂で行われた法会などが著名。
く‐こう【供講】
法華経などを書写したのち、供養し講讃(こうさん)すること。
く‐ご【供御】
《「ぐご」とも》 1 天皇の飲食物、時には、上皇・皇后・皇子の飲食物をいう語。武家時代には将軍の飲食物をもいった。くぎょ。 2 飯(めし)をいう女房詞。
くご‐いん【供御院】
平安時代、宮内省大炊寮(おおいりょう)に属し、畿内の料地から収納した供御の稲穀を取り扱った役所。
くご‐かた【供御方】
室町幕府の職名。供御所の役人で、将軍の日常の膳部を調えるもの。
くご‐しょ【供御所】
室町幕府で、将軍の食事を調理した所。