うき‐ぼうはてい【浮(き)防波堤】
港湾の内側あるいはその近くの海面・海中に、箱船やいかだ、鋼鉄・コンクリートの構造物などを係留して防波の働きをさせるもの。
ウクラード【(ロシア)uklad】
一つの社会構造を形成する生産関係の個々の類型。初期のソ連には、社会主義制度のほかに家父長制的自然経済・小商品生産・私経済的資本主義・国家資本主義の五つのウクラードが存在したとされる。経済制度。
うけおい‐ちんぎん【請負賃金】
労働時間や仕事量に関係なく、請け負った仕事のでき上がりに対して支払われる賃金。出来高賃金。
うけおい‐ろうどうしゃ【請負労働者】
業務を受発注する事業主間の業務請負契約に基づいて、発注者の事業所で業務に従事する人。雇用関係は業務を受注する請負事業者との間にあり、業務上の指揮命令は請負事業者から受ける。→個人請負労働者 →委...
うけ‐つけ【受(け)付(け)】
[名](スル) 1 申し込み・文書などを受け取ること。「願書の—」「—した順に呼ぶ」 2 (受付)来訪者・参集者の用件などを聞いて、取次をする所。また、その係。「病院の—」
うけとり‐ぶしん【請取普請】
《「うけとりふしん」とも》請負でする土木・建築関係の仕事。また、その請負人。「—の日用頭(ひようがしら)に、ふるなの忠六といふ男」〈浮・胸算用・三〉
うたがうらく‐は【疑うらくは】
[連語]《動詞「うたがう」の終止形+接尾語「らく」+係助詞「は」》疑ってみることには。恐らく。ひょっとして。「—君却て妾を思わざるべし」〈織田訳・花柳春話〉 [補説]本来「うたが(疑)う」のク語...
うたて【転】
[副] 1 自分の心情とは関係なく、事態がどんどん進んでいくさま。ますます。「いつはなも恋ひずありとはあらねども—このころ恋し繁しも」〈万・二八七七〉 2 事の成り行きが、心に適わないとして嘆...
うち‐がわ【内側】
1 ある物や仕切りの、中のほう。内部。内面。「—から鍵(かぎ)を掛ける」⇔外側。 2 ある範囲の中で、中心または手前に寄ったほう。「—のコースを走る」⇔外側。 3 その事柄と関係のある側。内部。...
うちゅう‐こう【宇宙項】
アインシュタインの一般相対性理論に基づく重力場の方程式に導入された項。1917年に、アインシュタインが膨張も収縮もしない静的な宇宙モデル(アインシュタイン宇宙)を得るために導入し、その係数は宇宙...