よぼう‐げんそく【予防原則】
環境に深刻な回復不能な被害を及ぼすおそれがある場合には、因果関係が科学的に十分に証明されていなくても、すみやかに予防措置をとるべきであるとする考え方。予防措置原則。
よも‐つ【黄泉つ】
[連語]《「よも」は「よみ(黄泉)」の音変化。「つ」は「の」の意の格助詞》名詞の上に付いて、その語が黄泉(よみ)に関係のあることを表す。
より‐おや【寄親】
1 主従関係などを結んでいる者を親子関係に擬して、その主をいう語。特に、戦国大名は有力な武将を寄親とし、在地土豪などを寄子(よりこ)として軍事組織を編制した。 2 江戸時代、奉公人の身元保証人。
より‐か
[連語] 《格助詞「より」+副助詞「か」》比較・選択の標準を表す。よりも。「これ—多い」「スケート—スキーの方がよい」
《格助詞「より」に係助詞「ほか」の付いた「よりほか」の音変化》下に打消...
より‐しか
[連語]⇒しか[係助]
より‐も
[連語]《格助詞「より」+係助詞「も」》「より」を強めた言い方。 1 比較の基準を示す。「それ—こっちのほうがいい」 2 動作の起点を示す。「枝—あだに散りにし花なれば落ちても水の泡とこそなれ」...
よ・る【因る/拠る/由る/依る】
[動ラ五(四)]《「寄る」と同語源》 1 (因る・由る)それを原因とする。起因する。「濃霧に—・る欠航」「成功は市民の協力に—・る」 2 (依る)物事の性質や内容などに関係する。応じる。従う。「...
よんいちきゅう‐じけん【419事件/四一九事件】
《ナイジェリアの刑法419条に抵触する犯罪であることから》1980年代からナイジェリアを中心に広まった国際的詐欺事件の通称。ナイジェリアの政府関連機関や中央銀行、国営石油公社、軍関係者などを装っ...
ライン【line】
1 線。「ボールが—の真上に落ちる」 2 列。文字の行(ぎょう)。「守備の—が乱れる」 3 衣服や人の体が形づくる輪郭の線。「ボディー—」 4 境界線。水準。「合格—」「ボーダー—」 5 系列。...
ラインがた‐しほんしゅぎ【ライン型資本主義】
ドイツなど欧州諸国に見られる資本主義の形態。企業は主に金融機関から資金を調達し、株主だけでなく従業員・取引先・顧客・社会など利害関係者を幅広く重視する。終身雇用・年功序列制を採用し、賃金格差は比...