ま‐か・つ【目勝つ】
[動タ四]気おくれせずにらみつけて圧倒する。「八十万(やそよろづ)の神(かみたち)あり。みな—・ちて相問ふことを得ず」〈神代紀・下〉
まき‐おとし【巻(き)落(と)し】
相撲のきまり手の一。まわしをとらず、差し手で相手のからだを抱きかかえ、巻きこむようにしてひねり倒す技。
また‐わり【股割(り)】
相撲の稽古の一つで、股関節の柔軟性をつける運動。ひざを伸ばしたまま尻を地面につけ、両足を大きく開いて、上半身を前に倒すもの。 [補説]他のスポーツでの練習や、ストレッチなどにも取り入れられている。
ま‐よこ【真横】
ちょうど横。また、水平。「主賓の—に座る」「—を向く」「柱を—に倒す」
みずかけむこ【水掛聟】
狂言。田畑の水争いで舅(しゅうと)と聟がけんかになり、そこへ来た娘が夫の味方をして舅を倒す。
みところ‐ぜめ【三所攻め】
相撲のきまり手の一。相手の両足と胸の3か所を同時に攻める技。足を掛け、残る足を取り、胸に頭をつけて浴びせ倒す。
む‐そう【無双】
1 二つとないこと。並ぶものがないほどすぐれていること。無二。ぶそう。「—の大力」「天下—」 2 衣服の表と裏を同一の布地で仕立てること。また、そのもの。夢想。 3 相撲で、相手の差し手を抱え込...
もっ‐とう【没倒】
1 滅ぼし倒すこと。「九院を—し、衆徒を追ひ出して」〈太平記・一八〉 2 没収して横領すること。「権門勢家の庄領を—し」〈平家・一〉
もと【下/許】
《「本(もと)」と同語源》 1 物の下の部分。また、そのあたり。した。「旗の—に集まる」「桜の—に花見の宴を設ける」 2 その人のところ。そば。「親の—を離れる」 3 その規則や支配力の及ぶとこ...
もみ‐け・す【揉み消す】
[動サ五(四)] 1 火のついたものをもんで消す。「タバコの火を—・す」 2 自分に都合の悪い事件やうわさなどが表沙汰になるのを、手段をつくして抑える。「スキャンダルを—・す」 3 強大なものが...