まん‐ぱち【万八】
1 《万の中で真実なのはわずかに八つだけの意》うその多いこと。いつわり。千三つ。「いけ年を仕って何も—を極めるにや当りません」〈鏡花・註文帳〉 2 酒の異称。「私は常々酒を好き候ふ故、日用の—と...
マーズ【MERS】
《Middle East respiratory syndrome》MERSコロナウイルスによる感染症。アラビア半島諸国および同地域への渡航後の発症が報告されている。中東呼吸器症候群。
マーズクライメート‐オービター【Mars Climate Orbiter】
米国の火星探査機。火星の気候、特に大気中の水と二酸化炭素の量を調査することを目的として、1998年に打ち上げられた。翌1999年に火星に到達したが、周回軌道への投入に失敗。原因はメートル法とヤー...
マーズ‐コロナウイルス【MERSコロナウイルス】
MERS(中東呼吸器症候群)を引き起こす新種のコロナウイルス。2012年に英国で、中東への渡航歴がある重症肺炎患者から発見された。→SARSコロナウイルス
マーズリコネサンス‐オービター【Mars Reconnaissance Orbiter】
米国の火星探査機。2005年に打ち上げられ、翌2006年に火星の周回軌道に到達。火星大気との摩擦で減速させる空力ブレーキが用いられた。火星表面の1メートル以下の物体を判別できる高解像度カメラを搭...
み‐うち【御内】
[名] 1 貴人の邸内。貴人の屋敷の内部。「侍ども、—に夜、討ちいったり、とて」〈平家・一二〉 2 殿様。主君。主人。「—只今機嫌悪しく候と申しければ」〈義経記・七〉 3 将軍の旗下に属する武...
見(み)えぬ国(くに)
《「ぬ」は打消しの助動詞》人目につかない国。他国。「この上は御命助け参らせん。何方(いづかた)へも—へ忍び候へ」〈伽・美人くらべ〉
みぎ‐よう【右様】
右に述べたとおりのようす。「—の事情を御賢察賜りたく候」
みさご‐ばら【鶚腹】
タカとかけ合わせてミサゴの腹に生まれた子。「この御鷹は—の鷹にて候」〈著聞集・二〇〉
みしまゆきおろん【三島由紀夫論】
磯田光一の評論。昭和35年(1960)、第3回群像新人賞の最終候補作となり、「群像」10月号に掲載された文壇デビュー作。