じゅうこん‐ざい【重婚罪】
配偶者のある者が重ねて婚姻をする罪。刑法第184条が禁じ、2年以下の懲役に処せられる。重婚を持ちかけた者だけでなく、それに応じて婚姻をした者もこの罪にあたる。 [補説]片方が法律婚であっても、も...
じゅう‐はん【重板】
江戸時代、他の本屋の出版物をひそかに出版すること。また、その本。偽版。
じゅうろっこくしゅんじゅう【十六国春秋】
中国の史書。北魏の崔鴻撰。五胡十六国の歴史を記したもの。散逸し、現行の100巻本は明代の屠喬孫(ときょうそん)と項琳(こうりん)との偽作とされる。
じゅん【純】
[形動][文][ナリ]まじりけや偽りのないさま。人柄や気持ちがすなおで、けがれたところがないさま。「—な心」「—な男」
[ト・タル][文][形動タリ]
に同じ。「—たる天保(てんぽう)度の人...
じゅん‐いつ【純一】
[名・形動]まじりけがないこと。飾りけや、うそ偽りがないこと。また、そのさま。「—な人柄」 [派生]じゅんいつさ[名]
じゅんいつ‐むざつ【純一無雑】
[名・形動]まじりけがないこと。いちずでうそ偽りのないこと。また、そのさま。「—な(の)心境」「彼は雨の中に、百合の中に…—に平和な生命を見出した」〈漱石・それから〉
じゅんかん‐ろんぽう【循環論法】
論理学で、論点先取の虚偽の一。証明すべき結論を前提に用いる論法。循環論証。
じょう‐じつ【情実】
1 個人的な利害・感情がからんで公平な取扱いができない関係や状態。「—を交える」「—にとらわれない」「—を排する」 2 実際のありさま。実情。「諸国の—を問い」〈藤村・夜明け前〉 3 偽りのない...
じょうほう‐じゃくしゃ【情報弱者】
マスコミ報道やインターネットなどに触れる機会が少なく、情報の入手において不利な環境にいる人。また、情報の価値や真偽の判断に慣れていない人。→デジタルデバイド
じょうみゃく‐にんしょう【静脈認証】
生体認証の一。手のひらや指の静脈の形状をあらかじめ登録しておき、本人確認に利用する方法。静脈は人によって形状が異なり、また体内にあるため偽造されにくい。キャッシュカード・入退室管理装置などに用い...