えん‐きゅう【円丘】
1 頂上がまるくなっていて傾斜の緩やかな丘。 2 昔、天皇が冬至に天を祭るために、郊外に築いた円形の塚。古代中国の天子にならったもの。 3 まるい塚。円形の陵。「—を高く築(つ)いて、北向きに葬...
おうじつ‐せい【横日性】
植物の葉の生長の際にみられる、光に対して直角になるように屈曲する性質。傾斜日光屈性。おうにちせい。
おおくずれ‐かいがん【大崩海岸】
静岡県中央部、静岡・焼津(やいづ)市境の駿河湾に望む海岸。約4キロメートル、高さ50〜100メートル。急傾斜の海食崖のため「東海の親不知(おやしらず)」といわれる。富士山を望む景勝地。
おお‐みずなぎどり【大水薙鳥】
ミズナギドリ科の海鳥。全長49センチくらい。体の上面が黒褐色、下面は白色。島の傾斜地に穴を掘って産卵する。日本近海で繁殖し、ニューギニアにかけての太平洋に分布。《季 夏》
おか【丘/岡】
1 小高くなった土地。山よりも低く、傾斜もなだらかなもの。丘陵。 2 (名詞の上に付いて、複合語をつくり)かたわら、局外からの見方や立場のものである意を表す。「—目」「—ぼれ」「—焼き」
おしかぶせ‐だんそう【押し被せ断層】
断層面の傾斜が著しく緩い衝上断層。ふつう10度以下をいい、水平方向の移動量が大きく、上盤が関係のなかった地層の上へのし上がる。
おち‐がかり【落(ち)掛(か)り】
傾斜した材木と水平な材木とが合わさる所。
おとし‐あみ【落(と)し網】
定置網の一。網に入った魚が逃げ出さないように、傾斜のある登り網をつけたもの。
おんな‐ざか【女坂】
高所にある神社・仏閣などに通じる2本の坂道のうち、傾斜の緩やかなほうの坂。→男坂 [補説]書名別項。→女坂
かいだん‐こうさく【階段耕作】
傾斜地に階段状に平地を作って田畑とし、農作物を作ること。段々畑・棚田(たなだ)など。