かてき‐そんじゃ【貨狄尊者】
栃木県佐野市の竜江院にある、オランダの人文学者エラスムスの木像。慶長5年(1600)日本に漂着したオランダ船の船尾飾りであったのを、中国で船の創始者といわれる貨狄になぞらえて呼んだもの。
カテコール【catechol】
ベンゼンの隣り合う二つの水素が水酸基に置換した化合物。タンニン・リグニンを分解して得られる無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。酸化されやすい。写真の現像や分析試薬などとして用いる。
かなくら‐むし【伽那久羅虫】
仏教で、ごく小さいが、風にあうとたちまち大きくなり、すべての物を飲み下すという想像上の虫。伽羅求羅虫(からくらむし)。
かな‐ぶつ【金仏】
1 金属製の仏像。かなぼとけ。 2 感情の乏しい人のたとえ。「木仏—石ぼとけ」
かにまん‐じ【蟹満寺】
京都府木津川市山城町綺田にある新義真言宗智山派の寺。山号は普門山。行基の開創と伝える。正徳元年(1711)智積院の亮範が中興。少女がカニを救ったため蛇の害を逃れたという伝説がある。釈迦如来像は国...
カパアウ【Kapaau】
米国ハワイ州、ハワイ島北西部の町。近隣のハビとともに、カメハメハ1世の生まれ育った地として知られ、1880年代にフランスで制作された銅像が建つ。
カピトリオ【El Capitolio】
キューバの首都ハバナにある旧国会議事堂。1929年に米国の合衆国議会議事堂を模して建造された新古典主義様式の建物で、内部には同国の国旗をまとった女性像がある。
かぶ・せる【被せる】
[動サ下一][文]かぶ・す[サ下二] 1 上から覆うように物を載せる。「帽子を—・せる」「布団を—・せる」 2 全体に注ぎかける。「頭から水を—・せる」「種に土を—・せる」 3 すでにある色や音...
かぶり【被り/冠】
1 かぶること。かぶるもの。「砂—」「薦(こも)—」 2 フィルム・印画紙を現像したときに、露光しなかった部分に生じる黒い曇り。 3 芝居・寄席などの終演。打ち出し。 4 芝居・寄席などの大入り...
かぶ・る【被る/冠る】
[動ラ五(四)]《「かがふる」の音変化形「かうぶる」からさらに変化した形》 1 頭や顔などにそれを覆うものを載せる。また、全体をすっぽり覆う。「帽子を—・る」「面を—・る」「毛布を—・って寝る」...