ああえたじま【あゝ江田島】
菊村到の小説。昭和33年(1958)刊。太平洋戦争末期の海軍兵学校を舞台とする青春群像劇。昭和34年(1959)、村山三男監督により映画化。
アイエスディービー‐ティー【ISDB-T】
《Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial》日本の地上デジタルテレビ放送の規格。映像圧縮にMPEG-2、搬送波にマルチキャリアの変...
アイ‐エス‐ピー【ISP】
《image signal processor》カメラシステムにおいて、イメージセンサーから送られる電気信号を画像データに変換する役割をもつ半導体素子。SoCの一つで、忠実な色の再現やノイズの低...
アイ‐エム‐エス【IMS】
《IP multimedia subsystem》携帯電話の通信網でIP電話などの各種IP技術を用い、音声・映像の送受信を含む多様なマルチメディアサービスを実現するための次世代の技術基盤。IPマ...
アイコノクラズム【iconoclasm】
⇒偶像破壊1
崇める
〔崇拝する〕worship;〔尊敬する〕respect, look up to,《文》 revere(▼畏敬の念を持って);〔偶像化する〕idolize神[祖先]をあがめるworship God...
油絵
〔画法〕oil painting;〔絵〕an oil painting油絵の静物画a still life in oils油絵で肖像画をかくpaint a portrait in oils油絵の...
余る
1〔残る〕be left (over)9を2で割ると商が4で1余るWhen nine is divided by two, the answer is four with a remainder...
安置
installation; enshrinementお寺の本堂に仏像を安置するenshrine [install] a Buddhist image in the main hall of a ...
生き写し
生き写しの肖像a lifelike portraitあの娘は母親に生き写しだThat girl is 「the very image [a carbon copy] of her mother....
のぼる【上る】
[共通する意味] ★ある数量や程度にまで届く。[英] to reach[使い方]〔及ぶ〕(バ五)▽標高が千メートルに及ぶ山々▽審議は深夜に及んだ▽影響が及ぶ▽想像も及ばぬことだ〔達する〕(サ変)...
えいぞう【映像】
[共通する意味] ★映画のスクリーンやテレビのブラウン管に映し出される物の形や姿。[英] a picture[使い分け]【1】「映像」は、光線の屈折や反射などにより、何かの上に形を結んだ像の意。...
がめん【画面】
[共通する意味] ★映画のスクリーンやテレビのブラウン管に映し出される物の形や姿。[英] a picture[使い分け]【1】「映像」は、光線の屈折や反射などにより、何かの上に形を結んだ像の意。...
がぞう【画像】
[共通する意味] ★映画のスクリーンやテレビのブラウン管に映し出される物の形や姿。[英] a picture[使い分け]【1】「映像」は、光線の屈折や反射などにより、何かの上に形を結んだ像の意。...
たっする【達する】
[共通する意味] ★ある数量や程度にまで届く。[英] to reach[使い方]〔及ぶ〕(バ五)▽標高が千メートルに及ぶ山々▽審議は深夜に及んだ▽影響が及ぶ▽想像も及ばぬことだ〔達する〕(サ変)...
いっとうさんらい【一刀三礼】
仏像などを彫る態度が敬虔けいけんであること。仏像を彫刻するとき、ひと彫りごとに三度礼拝する意から。▽仏教語。「一刀」はひとたび刀を入れる、「礼」は礼拝する意。写経では「一字三礼」、仏画では「一筆三礼」という。
かいげんくよう【開眼供養】
新たに仏像や仏画を作ったとき、最後に目を入れて仏の魂を迎える法会ほうえ。▽「開眼」は仏眼を開く意。仏の魂を入れること。
かいししんろう【海市蜃楼】
蜃気楼しんきろうのこと。実体や根拠などがなく、むなしくうつろなもののたとえ。また、現実性のない考えなどのたとえ。▽「海市」「蜃楼」ともに蜃気楼の意。大気の密度などが異なることによって起こる光の異常屈折現象で、砂漠や海上の空中などで物体の像が実際とは違った場所に現れる現象。「蜃」はおおはまぐり。古代中国ではこれの吐き出す息で蜃気楼ができると考えられていた。「蜃楼海市しんろうかいし」ともいう。
かりょうびんが【迦陵頻伽】
美しい声のたとえ。また、声の非常に美しいもののたとえ。あるいはヒマラヤ山中にいる想像上の鳥の名で、まだ殻にあるときに美しい声で鳴くともいい、極楽浄土にすみ、比類なき美声で鳴く想像上の鳥ともいう。浄土曼陀羅じょうどまんだらの絵などでは上半身は美女、下半身は鳥の姿で描かれている。▽仏教語。梵語ぼんごkalavinkaの音写で、仏典では「好声鳥」「逸音鳥」「妙声鳥」などと訳されており、この鳥の比類のない美声を仏の声にたとえている。
ぐうぞうすうはい【偶像崇拝】
偶像を信仰の対象として重んじ尊ぶこと。神仏を具象するものとして作られた像などを、信仰の対象としてあがめ尊ぶこと。また、あるものを絶対的な権威として無批判に尊ぶこと。▽「偶像」は神仏などにかたどり、信仰の対象として作られた像。崇拝や盲信の対象となるもののこと。
アリオスト【Ludovico Ariosto】
[1474〜1533]イタリアのルネサンス期の詩人。豊かな想像力と、スタイルの美しさで知られる。騎士物語詩「狂乱のオルランド」など。
えんくう【円空】
[1632?〜1695]江戸初期の臨済宗の僧。美濃の人。生涯に12万体の造像を発願し、諸国を遍歴、布教しながら、円空仏とよばれる仏像を多数制作した。
カノーバ【Antonio Canova】
[1757〜1822]イタリアの彫刻家。古代彫刻を研究・模倣し、新古典主義の代表者となる。作「ナポレオン裸像」「パオリーナ‐ボルゲーゼ像」など。
じょうけい【定慶】
鎌倉時代の慶派の仏師。 大仏師法師定慶。鎌倉前期に活躍。作、興福寺東金堂の維摩居士(ゆいまこじ)像、同寺の梵天・帝釈天像など。生没年未詳。 肥後法眼定慶。鎌倉前期から中期に活躍。作、大報恩寺...
リュシッポス【Lysippos】
古代ギリシャの彫刻家。前4世紀に活躍。アレクサンドロス大王の宮廷彫刻家で、肖像・神像・競技勝利者像を制作。生没年未詳。
目・耳の検査の目的
視力・眼底・眼圧の検査は、目の異常や病気を調べるための検査です。 聴力検査は、耳の聞こえを調べる検査です。主に耳の病気や聞こえの機能の不調などを早期に発見するために行われますが、外耳から脳までのトラブルをチェックできます。 視力検査の基準値は、左右ともに0.7以上です。0.6以下になると、矯正が必要になります。 眼底検査は、0~4までの5段階で程度を分類しています。基準値は0です。 眼圧検査の基準値は、10~21mmHgです。高い眼圧が続くときは、早期に治療をしないと失明するおそれがあります。 聴力検査は、1000Hz・30dB、4000Hz・40dBの音の両方が聴取可能であれば、正常とされます。 眼に入った光は、角膜で大きく屈折し、水晶体で屈折を調節されてから、網膜で像を結びます。この時、屈折率が正常であれば、網膜でぴったりと像を結び、ピントが合うのですが、屈折率が弱過ぎたり、強過ぎたりすると、ピントが合いません。これを屈折異常といい、近視や乱視、遠視などが疑われます。 眼底検査の異常には、緑内障や白内障、網膜剥離、加齢黄斑変性症、糖尿病性網膜症など眼の病気のほか、高血圧や動脈硬化、糖尿病、膠原病、感染症、血液疾患、脳腫瘍、くも膜下出血、硬膜下出血などもかかわっています。 眼圧検査が基準値を超える場合は、高眼圧症や緑内障が疑われます。
ものを見るメカニズム
人間がものを見るしくみは、カメラを想像すると理解しやすいかもしれません。 カメラは、レンズを通過した光が屈折し、この屈折した光が画像素子(フイルム)上に集まって、被写体を映し出します。 人の眼には「黒目」と呼ばれる角膜があります。角膜は肉眼では黒く見えますが、下の虹彩が透けて見えているだけで、実は透明な組織です。 この角膜と、角膜の後ろにある水晶体という透明な組織は、カメラでいうところのレンズの役割を果しています。 角膜と水晶体を通過した光(視覚情報)は屈折し、さらに硝子体という透明な組織を通り、網膜に象を結びます。 網膜は画像素子(フイルム)のような役割を果たす組織です。 網膜に光が達すると明暗・形・色が感知され、その情報が視神経を経由して脳に伝わります。そして、私たちは"見る"という行為を通じて、外界を認識するわけです。 屈折率(屈折の角度)が正常ならば、光は網膜でピントが合って、ぴったりと像を結びます。これを「正視」といいます。しかし、屈折率が強すぎたり、弱すぎたりすると、網膜の手前や後方で像を結ぶため、ピントが合いません。このような「正視」以外の屈折状態が「屈折異常」いいます。 屈折異常には、「近視」「遠視」「乱視」があります。 近視の多くは、眼球が前後に長くなる「眼軸長」や、光の屈折力が強すぎることによっておこります。網膜の手前でピントが合うため、近くのものはよく見えますが、遠くのものがぼやけてしまいます。 遠視は近視とは逆に、眼球の眼軸が前後に短くなることや、光の屈折力が弱すぎるためにおこります。網膜より後方でピントが合うため、遠いものも、近いものも、はっきり見えにくくなります。 乱視は眼球の表面にゆがみがあり、光が屈折するときにいろいろな方向に行ってしまうためにおこります。目に入ってきた光が、一点で像を結ばないので網膜上にはっきりとした像ができません。軽度ではあまり自覚症状がありませんが、ひどくなると、遠くのものも近くのものもぼやけて見え、片目で見るとものが2重、3重にずれて見えることもあります。 網膜には色を識別する細胞である「錐体」と、光の明暗を感知する「杆体」があります。 錐体の細胞は、赤、青、緑を感じる3種類あり、この細胞が感知する光の割合によって視神経から大脳への信号が送られます。 この情報を元に大脳で色が認識されますが、錐体の機能に異常がある場合、色覚異常といって、色を正しく識別できない状態になることがあります。