そう‐ふく【僧服】
僧尼の着用する衣服。僧衣。
そう‐へい【僧兵】
平安後期以降、興福寺・延暦寺・園城寺などの大寺で、武芸を練り、仏法守護の名目で戦闘に従事した僧。しばしば朝廷や幕府に強訴(ごうそ)し、戦乱にも参加したが、織田信長・豊臣秀吉により滅ぼされた。悪僧。
そう‐ぼう【僧坊/僧房】
寺院内にある、僧の起居する建物。
そう‐ぼう【僧帽】
僧のかぶる帽子。
そうぼう‐きん【僧帽筋】
後頭部から背中の正中線に沿って始まり、左右の鎖骨・肩甲骨に終わる菱形の筋肉。肩の運動に関与。名は、カプチン修道会士のかぶる長頭巾に形が似ることによる。
そうぼう‐べん【僧帽弁】
心臓の左心房から左心室への間にある弁。2枚からなり、血液の逆流を防ぐ。二尖弁(にせんべん)。左房室弁。 [補説]左心房が収縮するときに開いて左心室へ血液を送り込み、左心室が収縮するときに閉じて左...
そうぼうべんきょうさく‐けん‐へいさふぜんしょう【僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一つ。僧帽弁狭窄症と僧帽弁閉鎖不全症が同時に起きた疾患。
そうぼうべん‐きょうさくしょう【僧帽弁狭窄症】
心臓弁膜症の一。僧帽弁口が狭くなり、左心房が収縮するときに、左心房から左心室へ血液が十分に送り出されなくなる疾患。左心房に血液がたまり、心房細動を起こしたり、血栓ができやすくなる。また、肺から左...
そうぼうべん‐へいさふぜんしょう【僧帽弁閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一つ。左心室が収縮するときに、僧帽弁が完全には閉じなくなり、左心室から左心房へ血液が逆流する疾患。重症になると心不全を引き起こす。MI(mitral insufficiency)。M...
そう‐もつ【僧物】
寄進された、衆僧共有の物。法衣や寺の房舎など。