せっ‐しょう【摂政】
1 君主に代わって政治を執り行うこと。また、その人。 2 昔、天皇が幼少または女帝などのとき、代わって政治を行うこと。また、その職。元来皇族が任ぜられたが、平安前期、清和天皇幼少のために藤原良房...
ぜん‐てきおう【前適応】
生物のある形質が、進化の過程で元来とは別の機能や役割をもつ形質として転用されること。
たち【達】
[接尾]人を表す名詞や代名詞に付く。 1 複数であることを表す。「子供—」「僕—」 2 複数の意とともに尊敬の意をも表す。「大舟にま梶しじ貫(ぬ)き此の我子を唐国へ遣るいはへ神—」〈万・四二四〇...
タブリエ【(フランス)tablier】
エプロンのこと。元来は、ドレスやスカートの汚れを防ぐために着るものであるが、これが独立したウエアとして作られ用いられるようになったもの。タブリエドレス。
たり‐かつよう【タリ活用】
文語形容動詞の活用形式の一。「堂々たり」「平然たり」などのように、終止形の語尾が「たり」の形をとるもの。元来、「堂々と」「平然と」などの形が動詞「あり」に結びついた「堂々とあり」「平然とあり」の...
ダイオード【diode】
整流・検波・スイッチなどの働きをする二極素子。元来は二極真空管をさしたが、現在は半導体ダイオードをさす。
ダックスフント【(ドイツ)Dachshund】
犬の一品種。ドイツの原産。胴が長く四肢が短い。元来はアナグマ猟の猟犬。
ちゃく‐とう【着到】
[名](スル) 1 目的地に行き着くこと。到着。「引きもきらずに御—なされますので」〈谷崎・盲目物語〉 2 歌舞伎で、開幕30分前ころに、能管・太鼓・大太鼓で演奏する儀礼囃子(ぎれいばやし)。元...
チャンス‐オペレーション【chance operation】
偶然性音楽を実現するための方法の一。米国の作曲家ジョン=ケージは1951年にコインのトスで音高・音価などを定める曲を発表したが、元来はその方法を呼んだ語。
てい‐どう【定道】
神の意志などによって定まっている不変の道。「男女相愛し相伴うは、元来天帝の定めたまいし—」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉