もと‐くち【元口】
丸太材の根もとに近い方の切り口。⇔末口(すえくち)。
もと‐くび【元首】
首の根もと。また、頭。「冑のしころより—まで鋒(きっさき)五寸ばかりぞ打ち込みたる」〈太平記・一四〉
もと‐こ【元子】
元金と利息。元利(がんり)。「—を失う」
もと‐ごえ【基肥/元肥】
種まきや苗植えの前に、耕地に施しておく肥料。原肥。きひ。→追い肥(ごえ)
もと‐ごめ【元込め】
弾薬を銃身・砲身の後ろの部分から装塡(そうてん)すること。また、その形式の銃砲。後装。⇔先込め。
もと‐さや【元鞘】
俗に、「元の鞘に収まる」の略。
もと‐ざお【元竿】
釣りの継ぎ竿や振り出し竿で、手元の1本の竿。
もと‐じめ【元締め】
1 金銭の勘定、仕事などの全体を締めくくること。また、その役の人。 2 博徒(ばくと)などが、その親分をいう呼び方。
もと‐せん【元栓】
水道・ガスなどの器具の栓に対して、その器具に配管しているもとの栓。
もと‐だか【元高】
歩合、利息などを計算するもとになる金額。元金。また、原価。