こう‐ふ【功布】
1 奈良・平安時代、雇用された者に報酬として支払われた布。 2 葬式の行列の先頭に立てる白旗。
さかき‐かき【榊舁き】
祭礼で、神輿(みこし)渡御のとき、先頭に立って榊を担ぐこと。また、その人。
さき【先/前】
1 元から遠い、突き出ている部分。先端。突端。「岬の—」「針の—で突く」「鼻の—」 2 長いものの末端。はし。「ひもの—」 3 続いているものなどの一番はじめ。先頭。「列の—」「みんなの—に立っ...
さき‐うち【先打ち/前打ち】
馬に乗って隊列の先頭に立って進むこと。また、その人。「鷲尾三郎義久と名乗らせ、—せさせて」〈平家・九〉
さき‐うま【先馬/前馬】
先導・警戒などのために、馬に乗って行列の先頭に立つこと。先乗り。「己れ度々罷(まか)り行く渡りなり。—仕(つかまつ)らん」〈今昔・二五・九〉
さき‐ぞなえ【先備え】
本陣の前に備える軍隊。先頭に立つ部隊。先鋒(せんぽう)。先手(さきて)。
さき‐だち【先立ち】
先に立って人を導くこと。行列の先頭に立つこと。また、その人。「誰やらお客でも—して来る様子である」〈小杉天外・魔風恋風〉
さき‐だ・つ【先立つ】
[動タ五(四)] 1 先頭に立って行く。また、先頭に立って行動する。「リーダーが—・って登る」 2 ある物事をするより以前に行われる。順序が先である。「講演に—・って講師の紹介があった」 3 ...
さき‐だ・てる【先立てる】
[動タ下一][文]さきだ・つ[タ下二] 1 先に行かせる。先頭に立てる。「旗手を—・てて行進する」 2 自分より先に死なせる。「二十三にて弟を—・てしかば」〈十訓抄・二〉
さき‐て【先手】
1 本陣の前に位置する部隊。また、一番先に進む部隊。先陣。先鋒(せんぽう)。 2 行列や供揃(ともぞろ)えなどの先頭をつとめる者。 3 ⇒柱引(はしらび)き