しょう‐さき【正先】
能舞台で、正面の前方。白洲梯子(しらすばしご)に近い辺りをいう。正面先。
じ‐さき【地先】
1 その場所の近く。「—の河原」 2 江戸時代、自分の所有地・居住地などと地続きで、石高と関係なく自由に使える土地。
じっしつはたん‐さき【実質破綻先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないが、深刻な経営難の状態にあり、再建の見通しがないと認められる融資先をいう。
じょう‐せん【定先】
囲碁で、一方がいつも先手で対局する手合割(てあいわり)。→互い先
せいじょう‐さき【正常先】
金融機関が金融検査マニュアルに基づいて行う債務者の区分の一つ。業況が良好で、財務内容にも特段の問題がないと認められる融資先をいう。
せん【先】
1 まえ。以前。昔。もと。「—に会った人」「その話は—から知っていた」 2 現在のものの前のもの。さき。「—の場所から移した」 3 人よりさきに事を行うこと。さきがけ。「—と仰せらるるに依って、...
せん【先】
[音]セン(呉)(漢) [訓]さき まず [学習漢字]1年 〈セン〉 1 空間的にいちばん前の方。「先端・先頭・先導・先方」 2 時間的に早い方。ある時点より前。また、最初。「先客・先刻・先妻...
せん‐あいせん【先相先】
囲碁で、3局の対戦のうち、下手が2局黒(先番)を持つ手合割り。→互先(たがいせん) →定先(じょうせん)
せん‐せん【先先】
[語素]年月や順序を示す名詞の上に付いて複合語をつくり、その前の前である意を表す。前々(ぜんぜん)。「—週」「—代の会長」
草加(そうか)越谷(こしがや)千住(せんじゅ)の先(さき)
《奥州街道の宿場が千住ではじまり、その先に草加・越谷と続くところから》草加を「然(そ)うか」に掛け、「ああそうなのか」ということをしゃれていう言葉。また、人が「そうか」というのをまぜ返す場合にい...