わたり【渡り】
[名] 1 川などの渡る場所。渡し。「宇治の—」 2 離れた二つの場所に掛けて渡すもの。渡り板や渡り廊下など。 3 外国から渡来すること。また、そのもの。「オランダ—の鉄砲」 4 定住しないで...
わたり‐ぞめ【渡り初め】
橋の完成を祝って初めてその橋を渡ること。また、その式典。多くは高齢の夫婦、また、3代の夫婦がそろっている一家を先頭にして行う。
わたり‐もの【渡り物】
1 外国から渡ってきた品物。舶来品。「南蛮からの—」 2 祭礼などの際、練って歩く行列・山車(だし)など。ねりもの。「その日—ありとて、にぎはひけり」〈咄・あられ酒・五〉 3 先祖から代々伝わる...
わだくら‐もん【和田倉門】
江戸城内郭門の一。馬場先門の北、大手門の南にあった。
ワディ‐エル‐ヒータン【Wadi Al-Hitan】
エジプト北部の砂漠地帯、ワディエルラヤン保護区にある化石地域。新生代古第三紀の約4000万年前頃にテチス海という浅い海だった場所で、体長20メートルを超えるクジラの祖先(バシロサウルス科)のほか...
ワディ‐マトハンドーシュ【Wadi Matkhandoush】
リビア南西内陸部、フェザン地方にある涸れ川。オアシス都市ジェルマの南西約150キロメートルに位置する。同国最古とされる先史時代の岩絵があることで知られる。
わに‐あし【鰐足】
歩くときに、つま先またはかかとが、普通以上に外側に向くこと。つま先が外側に向くのを「外鰐」、その反対を「内鰐」という。
ワヌコ【Huánuco】
ペルー中部の都市。ワヌコ県の県都。アンデス山脈東斜面、標高約2000メートルに位置する。インカ帝国時代に集落があった地にスペイン人が町を建設したが、先住民の攻撃を受け、現在地に移転。キリスト教布...
わ‐ばり【和針】
日本で古くから使われてきた和裁用の針の総称。めど(糸通しのあな)が丸く、針先がしだいに細くなって運針がしやすい。太さ・長さなどはJIS規格で規定されている。
わ‐まわし【輪回し】
1 竹や鉄で作った輪に先が二またに分かれた棒を当てて、輪を倒さないように転がして進む遊び。 2 連歌・俳諧の付合(つけあい)で、前々句へ句意が返るようにする付け方。輪廻(りんね)。