かくぎん‐こう【角銀鉱】
塩化銀からなる鉱物。等軸晶系。普通は角状の塊をなす。無色透明あるいは灰色で、樹脂光沢がある。光により暗色化する。銀鉱床の酸化帯に二次鉱物として産出。
かくれ‐みの【隠れ蓑】
1 着ると姿を隠すことができるという蓑。鬼や天狗の持ち物とされる。 2 実体を隠すための手段。「税金逃れの—に別名義の会社を作る」 3 ウコギ科の常緑小高木。沿岸地に自生。葉は互生し、厚く光沢が...
かこう‐がん【花崗岩】
深成岩の一。粗粒で、粒のそろった岩石。主に石英・カリ長石・斜長石・黒雲母(くろうんも)からなり、角閃石(かくせんせき)や白雲母を含むこともある。色は白や淡灰色、淡紅色が多く、堅牢(けんろう)で磨...
かささぎ【鵲】
カラス科の鳥。全長約45センチ。尾が長く、肩と腹が白く、ほかは緑色光沢のある黒色。雑食性。ユーラシア大陸と北アメリカ西部に分布。日本では佐賀平野を中心に九州北西部にだけみられ、人里近くにすむ。天...
カシア【cassia】
クスノキ科の常緑高木。葉は光沢があり、花は黄白色。夏、小粒の実ができる。中国・インドシナの原産。樹皮を乾燥させたものは、シナモンより香りが強く、菓子、料理の香味料として用い、また、漢方では桂皮と...
カシミア【cashmere】
《「カシミヤ」とも》 1 カシミア山羊の軟毛を用いて綾織りにした、滑らかで光沢のある最高級の毛織物。刺繍(ししゅう)や縫い取りで文様を施し、ショールなどにする。カシミール地方の産。 2 梳毛(そ...
かたやま‐がい【片山貝】
イツマデガイ科の巻き貝。水田などにみられ、貝殻は細長い円錐形で、殻高7ミリくらい。殻表は、黄褐色で光沢がある。本州・九州の一部に分布、広島県片山地方で発見された。日本住血吸虫の第1中間宿主となる...
かっ‐てっこう【褐鉄鉱】
鉄の水酸化物を主成分とする鉱物。黄褐色で、鈍い光沢がある。時には鉱床を形成し、鉄鉱石として採掘される。リモナイト。
かな‐ぶん【金蚉】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ、体は楕円形で平たく、銅色・緑色・赤銅色などで光沢がある。日中に飛び、クヌギなどの樹液や腐った果実に集まる。日本・中国・朝鮮半島に分布。かなぶんぶん。かねぶ...
かな‐わらび【鉄蕨】
オシダ科の常緑、多年生のシダ。暖地の林下に群生。葉は堅く、光沢があり、羽状に深く切れ込む。葉の裏面に、包膜で覆われた胞子嚢(ほうしのう)をつける。ほそばかなわらび。