こう‐ごうせい【光合成】
光のエネルギーを使って行う炭酸同化。明反応と暗反応の過程からなり、緑色植物では、ふつう水と二酸化炭素から炭水化物を合成し、その際酸素を放出する。ひかりごうせい。
ひかり‐ごうせい【光合成】
⇒こうごうせい(光合成)
こうごうせい‐さいきん【光合成細菌】
光合成を行う細菌。紅色硫黄細菌・緑色硫黄細菌などがあり、二酸化炭素と硫化水素などを利用するので酸素は発生しない。
こうごうせい‐ゆうこうほうしゃ【光合成有効放射】
緑色植物の光合成に利用される波長400〜700ナノメートルの光。地上に届く太陽光のうち、約45パーセントを占める。PAR(photosynthetic active radiation)。
こう‐さ【光差】
天体から出た光が地球に達するまでの時間。太陽の光差は499.004782秒で、天文学の基本定数の一。
こう‐さい【光彩】
1 きらきらと輝く美しい光。 2 才能やすぐれた面が際立って目立つこと。「新人の作品が一きわ—を放っている」
こうさい‐りくり【光彩陸離】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が入り乱れて、美しくきらめくさま。「此女の帯は…—たる矢鱈(やたら)に奇麗なものだ」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 物事が、他を圧してすばらしいさま。「—たる作品」
こう‐し【光子】
電磁波として知られる光を、量子論の立場からとらえた場合の粒子で、質量零、スピン整数の素粒子。記号γ フォトン。光量子。
こうし‐こうがく【光子工学】
⇒フォトニクス
こうし‐しょう【光視症】
暗いところや目に光の当たっていないところで、視野の一部に光が見えたり光の点滅を感じたりする症状。網膜と硝子体とが癒着して網膜が引っ張られたときに起こる。高齢者に多い。