こうえつ‐ぼん【光悦本】
嵯峨本(さがぼん)の異称。特にそのうち、光悦の自筆またはその書風を版下としたものをいう。
こうえつ‐まきえ【光悦蒔絵】
本阿弥光悦の考案により作られた蒔絵の総称。古典に取材した主題を、金・銀・鉛・貝などを用いた斬新な意匠・構成で描き出す。
こうえつ‐らくやき【光悦楽焼】
本阿弥光悦が焼成した楽焼。主として茶陶で、元和(1615〜1624)以降の作とされる。
こうえつ‐りゅう【光悦流】
和様書道の一流派。本阿弥光悦を祖とする。
こう‐えん【光炎/光焔】
光と炎。輝く炎。
こう‐えんすい【光円錐】
四次元の時空(ミンコフスキーの時空)の座標で、ある時刻tに位置(x,y,z)から発せられる光子が描く円錐。光速をcとして、(ct)2−x2−y2−z2=0で表される。質点の運動の軌跡は因果律に従...
こうえん‐ばんじょう【光炎万丈】
《韓愈「調張籍」から》光り輝く炎が高くたちのぼること。また、詩文などが勢いがあることのたとえ。
光炎(こうえん)万丈(ばんじょう)長(なが)し
《韓愈「調張籍」から》詩文や議論が雄大で勢いがあって、長く後世に伝わるたとえ。
こうおん‐てん【光音天】
《(梵)Ābhāsvara-devaの訳》色界第二禅天に属する天の一。ここにすむ天衆は音声を用いず、話すときは口から浄光を発して意を通じるという。密教では右手に蓮華を持ち、左手を腰におく姿に描か...
こう‐か【光華】
美しく光ること。輝き。光彩。