うかび‐あが・る【浮(か)び上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 水中・水底にあるものが水面に現れ出る。また、地上にあるものが空中に上がる。「魚が—・る」「アドバルーンが空に—・る」 2 苦しい状態を抜け出してよくなる。下位にあったものが...
うき‐せいこう【雨奇晴好】
《蘇軾「飲湖上初晴後雨」の「水光瀲灔(れんえん)として晴れて方(まさ)に好し、山色空濛(くうもう)として雨も亦(また)奇なり」から》晴れても雨でも、それぞれによい景色で、趣のあること。晴好雨奇。
ウグリチ【Uglich/Углич】
ロシア連邦西部、ヤロスラブリ州の都市。「黄金の環」と呼ばれるモスクワ北東近郊の観光都市の一つ。首都モスクワの北約200キロメートル、ボルガ川沿いに位置する。市街中心部のクレムリンには、スパソプレ...
うこん【右近】
謡曲。脇能物。観世・宝生流。世阿弥作、観世小次郎信光加筆。鹿島の神職が、京都右近の馬場で桜葉明神と会い、共に花を賞する。
うしかい‐ざ【牛飼座】
北天の星座の一。α(アルファ)星はアルクトゥルスで、光度は0.0等。6月下旬の午後8時ごろ南中する。学名 (ラテン)Bootes
牛(うし)にひかれて善光寺(ぜんこうじ)参(まい)り
《信心のない老婆が、さらしていた布を角にかけて走っていく牛を追いかけ、ついに善光寺に至り、のち厚く信仰したという話から》思ってもいなかったことや他人の誘いによって、よいほうに導かれることのたとえ。
うじ‐じゅうじょう【宇治十帖】
源氏物語54帖のうち、橋姫から椎本(しいがもと)・総角(あげまき)・早蕨(さわらび)・宿木・東屋(あずまや)・浮舟・蜻蛉(かげろう)・手習・夢浮橋(ゆめのうきはし)までの最後の10帖の総称。光源...
うじゃじゃ・ける
[動カ下一] 1 「うじゃける1」に同じ。「目は死んだ魚のよう、なんの光もなく、白く—・けている」〈志賀・暗夜行路〉 2 「うじゃける2」に同じ。「うじゃじゃけ放題—・けていた最中である」〈万太...
うす‐あかり【薄明(か)り】
1 ほのかに差す光。 2 日の出前、日没後のかすかな明るさ。薄明(はくめい)。
うす・い【薄い】
[形][文]うす・し[ク] 1 厚みが少ない。「板を—・く削る」⇔厚い。 2 物の濃度や密度などが少ない。 ㋐色や光などが濃くない。「—・い紅色」⇔濃い。 ㋑雲・液体などの密度、濃度が高くない。...