りゅうか‐あえん【硫化亜鉛】
亜鉛の硫化物。白色の固体。天然には閃(せん)亜鉛鉱として産する。白色顔料・蛍光体などに使用。化学式ZnS
りゅうか‐カドミウム【硫化カドミウム】
淡黄色ないし濃橙色の結晶性固体。天然には硫化カドミウム鉱として産する。水に不溶。黄色顔料カドミウムイエローとして用いられ、また光電導性があるため写真用露出計などに用いられる。化学式CdS
りゅうか‐どう【硫化銅】
銅の硫化物。 1 硫化銅(Ⅰ)。金属光沢のある暗灰色の結晶。天然には輝銅鉱として産する。化学式Cu2S 2 硫化銅(Ⅱ)。黒色の粉末または結晶。天然には藍銅鉱(らんどうこう)として産する。化学式CuS
りゅうぐう‐づくり【竜宮造(り)】
楼門の形式の一。下部は漆喰塗(しつくいぬ)りで、その中央にアーチ形の通路を開き、上部は木造の軒と入母屋の屋根とするもの。日光大猷院皇嘉門や長崎の崇福寺(そうふくじ)の山門など。
りゅう‐こう【流光】
1 年月がたつこと。光陰の移り行くこと。「五年の—に転輪の疾(と)き趣を解し得たる婆さんは」〈漱石・草枕〉 2 流れ出る光。また、光の流れること。 3 水の流れにうつる月光。
りゅうこう‐じ【竜口寺】
神奈川県藤沢市にある日蓮宗の寺。山号は、寂光山。文永8年(1271)の日蓮法難の地に、日法が一堂を建てたのに始まる。
りゅうこつ‐ざ【竜骨座】
南天の星座の一。3月下旬の午後8時ごろ、南の地平線上に一部が現れる。アルゴ座を4分割した一。α(アルファ)星のカノープスは光度マイナス0.7等で、シリウスに次ぎ全天第2の輝星。学名(ラテン)Ca...
りゅうさん‐ミスト【硫酸ミスト】
大気中に含まれる霧状の硫酸。工場の排煙に含まれる二酸化硫黄が酸化されて生じるほか、ディーゼルエンジンの排気ガスなどに含まれる。光化学スモッグや酸性雨の原因となる大気汚染物質の一つ。
りゅうじょう‐はん【粒状斑】
太陽の光球面を撮影したとき、一面に見られる白い粒状の斑点模様。対流によって上昇したガス塊の頭部と考えられ、平均寿命は数分。
りゅう‐せい【流星】
1 宇宙塵(うちゅうじん)が地球の大気中に高速で突入し、発光する現象。高度100キロ付近で衝突・発熱して輝き、多くは大気中で消滅する。特に明るいものを火球という。大きなものは地上に落下し、隕石(...