おとし【落(と)し】
1 落とすこと。 2 入れるべきものを忘れること。落ち。「名簿に—がある」 3 鳥獣などを捕らえるための仕掛け。わな。また、落とし穴。「猪(いのしし)が—にかかる」 4 戸の桟に作り付けて、閉め...
おとし‐い・れる【陥れる/落(と)し入れる】
[動ラ下一][文]おとしい・る[ラ下二] 1 だまして苦しい立場に追いやる。わなにかける。「罪に—・れる」 2 城などを攻めて取る。「砦(とりで)を—・れる」 3 (落とし入れる)落として、中へ...
おとし‐がけ【落(と)し懸け/落(と)し掛け】
1 床の間や書院窓の上にかけ渡した横木。 2 欄間の下などに取り付ける雲形などの彫り物。 3 木製火鉢の内側の、銅やブリキで作った、灰を入れる部分。落とし。 4 江戸中期、元禄(1688〜170...
おとし‐こ・む【落(と)し込む】
[動マ五(四)] 1 落として、中に入れる。また、中にめり込むようにする。「ボールを袋の中に—・む」 2 他人をおとしいれる。だまして罪に落とす。 3 抽象的な事柄を、具体的な形や行動に反映させ...
おとし‐みそ【落(と)し味噌】
粒味噌を、すったりせず、そのまま汁に入れること。また、その味噌汁。
おと・す【落(と)す】
[動サ五(四)] 1 上から下へ勢いよく、また急に移動させる。 ㋐落下させる。「鉛筆を床へ—・す」「柿の実を—・す」「はらはらと涙を—・す」 ㋑光・視線などを注ぐ。その方向に向けて届かせる。「主...
おどり‐こ【踊り子】
1 盆踊りなどで踊る少女。踊り手。《季 秋》「—よ翌(あす)は畠の草ぬかん/去来」 2 踊りを職業とする女性。ダンサー。 3 顋門(ひよめき)のこと。 4 《生きたまま味噌汁に入れると、苦しがっ...
お‐はらい【御祓】
1 災厄を除くために神社などで行う儀式。「交通安全の—を受ける」 2 毎年6月と12月のみそかに、神社で行う祭事。大阪の天満宮・住吉神社などの夏越(なご)しの祓(はらえ)が有名。お祓祭り。 3 ...
おびき‐い・れる【誘き入れる】
[動ラ下一][文]おびきい・る[ラ下二]だましてさそい入れる。「敵を難所に—・れる」
おび‐しん【帯心/帯芯】
女帯の形を保つために芯として入れる厚い綿布。三河木綿・河内木綿など。