いっけん‐まえ【一軒前】
近世の村落で、祭りへの参加や村入用の負担など、一人前の権利および義務を有する家。一戸前。
いり【入り】
1 外から、ある場所や社会などにはいること。「仲間—」「楽屋—」 2 ある物の中にはいっていること。また、その分量やはいりぐあい。「客の—がいい」「ユズ—豆腐」 3 日や月がしずむこと。「日の—...
い・る【要る】
[動ラ五(四)]《「入(い)る」と同語源》費用・品物・時間などが必要になる。入用である。「資本が—・る」「暇が—・る」「お世辞は—・らない」
かた‐かな【片仮名】
《「かた」は不完全の意で、漢字の一部分を用いるところから》万葉仮名として用いた漢字の偏(へん)・旁(つくり)・冠(かんむり)・脚(あし)など、その一部を取って作り出された音節文字。「阿→ア」「伊...
くがい‐とう【公廨稲】
律令制で、諸国に置かれた官稲の一。正税の一部を出挙(すいこ)し、その利益を官司の入用や官人の俸給に充てた稲。くげとう。
ご‐よう【御用】
1 ある人を敬って、その用事・入用などをいう語。また、用事・入用などを丁寧にいう語。「何か—ですか」「—を承ります」 2 宮中・政府などの公の用務・用命。「宮内庁の—を達する店」→御用達(ごよう...
さん‐やく【三役】
1 ある組織を代表する、三つの主要な役職。また、その役職にある人。→政務三役 →党三役 2 ㋐相撲で、大関・関脇・小結のこと。現在は横綱も含めていう。 ㋑能で、シテ方に対して、ワキ方・囃子方(は...
じゅ‐ひん【需品】
入用な物品。需要品。必需品。
たか‐わり【高割(り)】
江戸時代の村で、石高に応じて年貢・諸役や村入用などを割り当てること。
ちょう【帳】
[音]チョウ(チャウ)(呉)(漢) [訓]とばり [学習漢字]3年 1 長い垂れ幕。とばり。「帳台/開帳・几帳・錦帳・紙帳・緞帳(どんちょう)」 2 記入用の冊子。「帳簿・帳面/記帳・台帳・通帳...