ぐいち‐さぶろく【五一三六】
1 ばくちのさいの目で、2個のさいが五と一、または三と六と出ること。どちらも価値のない数。 2 どちらも取り柄や値打ちがないこと。
け‐ざいろく【毛才六】
人をののしっていう語。青二才。「や、ちょこざいな—」〈浄・油地獄〉
ころく【小六】
1 「小六節」の略。 2 「小六染(ぞめ)」の略。
ご‐ろく【五六】
1 双六(すごろく)やさいころばくちなどで、2個のさいの目が五と六と出ること。 2 五寸角、六寸角のような、太くしっかりした材木。「大物(だいもつ)の—にて打ちつけたる桟敷」〈太平記・二七〉 3...
さい‐ろく【才六/采六/賽六】
1 若者を卑しめていう語。丁稚(でっち)。小僧。〈俚言集覧〉 2 人をののしっていう語。特に、江戸の者が上方の者をののしっていう。ぜえろく。「ヤレヤレ世話のやけた—どもだ」〈滑・早変胸機関〉 [...
しぶ‐ろく【四分六】
4対6の割合。4割と6割の割合。「—で何とか勝ちそうだ」
しゃく‐ろく【尺六】
1尺6寸(約48.5センチ)の幅や長さ。また、その幅や長さのあるもの。「—の板」
し‐ろく【四六】
1 4と6。また、4分と6分。「—の割合で分ける」 2 4と6を掛けた数。24。 3 「四六判」の略。 4 「四六文(ぶん)」の略。
じゅう‐ろく【十六】
1 10に6を加えた数。 2 《平敦盛が16歳で戦死したところから》能面の一。年少の公達(きんだち)の亡霊に用いる。 3 「十六豇豆(じゅうろくささげ)」の略。
じょうど‐すごろく【浄土双六】
絵双六の一。江戸時代に流行したもので、南閻浮洲(なんえんぶしゅう)を振り出しに浄土を上がりとする。賽(さい)には「南・無・分・身・諸・仏」の6字を刻み、悪い目を振ると地獄に落ち、よい目を振ると浄...