すぐ‐ろく【双六】
「すごろく」の古形。「つれづれなぐさむもの、碁、—、物語」〈枕・一四〇〉
すけろく【助六】
歌舞伎狂言「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」の通称。
歌舞伎舞踊。長唄。3世桜田治助作詞、10世杵屋六左衛門作曲。天保10年(1839)江戸中村座初演。「助六由縁江戸桜」を舞踊...
すご‐ろく【双六/双陸】
1 二人が盤を隔てて向かい合って座り、交互にさいを振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び。インドに起こり、日本には奈良時代に中国から伝来。 2 紙...
せき‐の‐まごろく【関孫六】
室町後期、美濃の刀工。名は兼元。初代兼元に次ぐ2代目で、孫六は俗称。関に住んだ3代目と混同され、江戸時代に関の孫六と称されるようになったといわれる。刃文の三本杉が特色。生没年未詳。
ぜい‐ろく【贅六/才六】
⇒ぜえろく
ぜえ‐ろく【贅六/才六】
《「さいろく(才六)」の音変化》関東の人が上方(かみがた)の人をあざけっていう語。ぜいろく。「おめえがたの事を上方—と言ふはな」〈滑・浮世風呂・二〉
総領(そうりょう)の甚六(じんろく)
長子は大事に育てられるので、その弟妹よりもおっとりしていたり、世間知らずであったりするということ。
ぞう‐ろく【蔵六】
《4本の足と頭と尾の六つを甲の内に隠すところから》亀の異称。
ぞうろく【蔵六】
[1822〜1877]江戸末期から明治初期の陶工。京都の人。姓は真清水(ましみず)。五条坂に開窯。青磁・染め付けを得意とした。
たび‐すごろく【旅双六】
⇒道中双六(どうちゅうすごろく)