うち‐むき【内向き】
1 内側に向けること、または、向いていること。 2 国際社会に出て行く意欲がなく、国内での生活に安住すること。それぞれの属する社会内部にだけ目を向けていること。また、そういう傾向。「若者の—志向...
ない‐こう【内向】
[名](スル)心のはたらきが自分の内部に向かうこと。「—しがちな性格」「—的な人」⇔外向。
ないこう‐せい【内向性】
興味や関心が自己の内面に向けられ、主観的、内気・孤独で思慮深い反面、実行力・社交性に乏しい性格特性。⇔外向性。
ないこう‐てき【内向的】
[形動]興味や関心が自分の内部にばかり向かうさま。⇔外向的。
ないこう‐の‐せだい【内向の世代】
昭和45年(1970)前後に登場した若手作家の呼称。古井由吉(よしきち)・黒井千次・小川国夫など。文芸評論家の小田切秀雄が命名。個人の内面を描く作風を批判的な意味合いで呼んだもの。