えいか‐もん【永嘉門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。南面し、応天門の西にあった。
えいふく‐もん【永福門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。北面の外門で、昭慶門の西にあった。
えいよう‐もん【永陽門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。北面し、東廊によって蒼竜楼(そうりゅうろう)に接する。
えんせい‐もん【延政門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面し、宣陽門の南にあった。
おうてん‐もん【応天門】
《「おうでんもん」とも》平安京大内裏朝堂院の南面正門。外郭の朱雀門(すざくもん)の北にある。東西両廊に栖鳳(せいほう)・翔鸞(しょうらん)の2楼が連なる。
おお‐うち【大内】
皇居。内裏。天皇の御所。大内山。
おお‐とのい【大宿直】
大内裏を守護する人の詰め所。大宿直所。
おおばん‐やく【大番役】
平安末から鎌倉時代、内裏・院の御所や京都市中の警固役(京都大番役)。御家人役の一つで、諸国の武士が交代で当たり、守護・惣領の指揮に従った。承久の乱以後、将軍御所を警備する鎌倉大番役も制度化された。
お‐すえ【御末】
1 内裏、または室町時代の将軍家で、諸臣との応対に用いられた奥向きの一室。また、そこに詰めた者。 2 江戸時代、将軍家または大名家で、水仕(みずし)・雑役などに従事した下級の侍女。また、その詰め...
おに‐の‐ま【鬼の間】
《壁に、白沢王(はくたおう)が鬼を切る絵が描かれていたところから》内裏の清涼殿の西庇(にしびさし)の南端にある一室。