お‐びな【男雛】
内裏雛のうち天皇をかたどった雛人形。⇔女雛(めびな)。
おわ・す【御座す】
［動サ変］ １ 「ある」「居る」の尊敬語。存在する人を敬う。いらっしゃる。おいでになる。「昔、太政大臣(おほきおほいまうちぎみ)と聞こゆる—・しけり」〈伊勢・九八〉 ２ ものの所有者を敬って、そ...
おんめい‐もん【陰明門】
平安京内裏の内郭十二門の一。西面中央にあった。右兵衛の陣。いんめいもん。
かいしょう‐もん【会昌門】
平安京大内裏の朝堂院の中門。南面し、朝堂院正門の応天門に相対する。
かき‐もん【嘉喜門】
平安京大内裏八省院二十五門の一。北面の外門で、昭慶門の東にあった。
かたなし‐どころ【結政所】
律令制で、大内裏の外記庁(げきのちょう)の南にあって、参議・弁官・外記などが集まって政務を執った役所。結政の座。けっせいしょ。
かつ‐がつ【且つ且つ】
［副］ １ 不十分ながら成り立つさま。どうにか。ともかく。「やりくりして—家計を維持する」 ２ とりあえず。急いで。「—里内裏(さとだいり)つくるべきよし議定あって」〈平家・五〉 ３ その時期で...
かみなり‐の‐つぼ【雷鳴の壺】
平安京内裏の襲芳舎(しほうしゃ)の異称。雷鳴のときに天皇が臨御(りんぎょ)したのでいう。かんなりのつぼ。
かや‐の‐いん【高陽院／賀陽院】
平安京の中御門大路南、大炊御門大路北にあった、桓武天皇の皇子賀陽(かや)親王の邸宅。後冷泉(ごれいぜい)・後三条天皇の里内裏(さとだいり)ともなり、のち藤原頼通の邸となる。貞応2年（1223）...
かよう‐もん【嘉陽門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面し、宣陽門の北にあった。左廂(さしょう)門。
