うち‐がわ【内側】
1 ある物や仕切りの、中のほう。内部。内面。「—から鍵(かぎ)を掛ける」⇔外側。 2 ある範囲の中で、中心または手前に寄ったほう。「—のコースを走る」⇔外側。 3 その事柄と関係のある側。内部。...
うち‐くら【内蔵】
《「うちぐら」とも》 1 三蔵(さんぞう)の一。古代、朝廷の官物を収納した倉庫。うちつくら。うちのくら。 2 母屋と軒続きに建ててある蔵。家の内部から出入りする。→庭蔵 3 金持ち。「客の中での...
うち‐ぐり【内刳り】
木彫り、特に木彫仏の造像技法の一。内部をくりぬき、空洞にすること。木が乾燥して割れるのを防ぐ効果がある。
うち‐ぐるわ【内郭】
城の内部にさらに築かれた郭。また、それに囲まれた区域。→外郭(そとぐるわ)
うち‐こう【内校】
出版社などに校正刷りを見せる前に、印刷所が内部で校正をすること。
うち‐そと【内外】
1 内部と外部。ないがい。「家の—を掃除する」 2 数量がほぼその程度であること。「五十年の—何して暮せばとて」〈浮・永代蔵・四〉
うち‐つ【内つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》 1 内の。内部の。 2 宮中の。内裏(だいり)の。
うち‐づら【内面】
1 家族や内輪の人に対する顔つきや態度。「—が悪い人」⇔外面(そとづら)。 2 物の内部。内側。ないめん。⇔外面(そとづら)。
うち‐ぶしん【内普請】
家屋の内部の改造・修理。屋内の改装。「この銀(かね)済まぬ中は—なされた材木は、こちの物」〈浮・胸算用・二〉
うち‐まわり【内回り】
1 内側を回ること。特に、電車・バスなどの環状線で、内側を回る路線。⇔外回り。 2 内側の周辺。特に、建物の内部。