うち‐みす【内御簾】
1 寝殿造りの母屋にかける御簾。 2 江戸時代の歌舞伎劇場の桟敷の名。東西の一階桟敷の舞台寄り8間で、簾(すだれ)が下げてあったのでいう。主に江戸歌舞伎でいった。→外御簾
うち‐むき【内向き】
1 内側に向けること、または、向いていること。 2 国際社会に出て行く意欲がなく、国内での生活に安住すること。それぞれの属する社会内部にだけ目を向けていること。また、そういう傾向。「若者の—志向...
うち‐むそう【内無双】
相撲のきまり手の一。四つに組み、差し手をかかえた上手を伸ばし、手の甲で相手のももを内側から払い上げ、反対側からひねり倒す技。
うちむら【内村】
姓氏の一。 [補説]「内村」姓の人物内村鑑三(うちむらかんぞう)内村祐之(うちむらゆうし)
うち‐むらさき【内紫】
1 マルスダレガイ科の二枚貝。殻はハマグリに似て、表面に輪脈が多く、黄白色で、内面は暗紫色。外套膜の跡が天の橋立に似るとされ、橋立貝(はしだてがい)ともいう。食用。むらさきがい。おおあさり。 2...
うちむろ‐づくり【内室造(り)】
天井を張らず、屋根裏を見せたままの造りの家。
うち‐もも【内股/内腿】
ももの内側。うちまた。
うちモンゴル‐じちく【内モンゴル自治区】
中国北部、モンゴル高原の南部を占める自治区。1947年成立。北はモンゴル国、南は万里の長城に接し、西にゴビ砂漠がある。区都はフフホト(呼和浩特)。大部分が草原で、農業・牧畜が行われる。人口238...
うち‐やま【内山】
江戸時代、一村落が占有し、その村民のみが共同収益できた林野。
うちやま‐がみ【内山紙】
長野県の下高井郡・下水内(しもみのち)郡などで産する和紙。高級障子紙として使用。