あつりょく‐ばいたい【圧力媒体】
試料に全方向から均等に圧力をかけるための媒体。高圧・低温下で凝固などの変質が生じないことが要求される。ガスではヘリウム、有機溶媒ではメチルアルコール・エチルアルコール・ペンタン・イソペンタンなど...
あら‐ぶし【荒節】
《「あらふし」とも》カツオの本節や亀節を煮たあと、いぶして寝かせるという作業を繰り返したもの。煮熟(しゃじゅく)によってたんぱく質を凝固させ、煙でいぶすことで雑菌の侵入を防ぐ。黒くタールで覆われ...
アルブミン【albumin】
単純たんぱく質で水によく溶けるものの総称。熱やアルコールで凝固する。生体に広く含まれ、動物では卵白・血清などに多い。
アンチトロンビン【antithrombin】
トロンビンなどの血液凝固因子と結合し、その凝固作用を阻害する物質。ヘパリンと結合した複合体は、より強く凝固を抑制することが知られる。
いぼた‐ろう【水蝋蝋/虫白蝋】
イボタノキに寄生するイボタロウムシの幼虫が分泌した蝋を、加熱溶解し、冷水中で凝固させたもの。ろうそくの原料や、生糸織物や家具・革製品のつや出し、止血薬などに使用。虫蝋(ちゅうろう)。
ウロキナーゼ【urokinase】
たんぱく質分解酵素の一。ヒトの尿中に存在。血液凝固を阻止したり、凝固した血液を溶解したりする働きがある。
うん‐りゅう【雲粒】
《「くもつぶ」とも》雲を構成する、直径数〜数十マイクロメートル程度の微小な水滴や氷の結晶。水蒸気が上昇気流によって上空に運ばれ、凝結・凝固したもの。
エフ‐ディー‐ピー【FDP】
《fibrin degradation product》フィブリン分解産物。血液凝固機能の検査。基準値は、10mg/ml未満。
エレバス‐さん【エレバス山】
《Mount Erebus》南極のロス島西部にある活火山。標高3794メートル。南緯77度32分、東経167度10分に位置する。南極圏で最も活発な火山の一つ。山頂に溶岩湖があり、しばしば噴火が観...
えんか‐マグネシウム【塩化マグネシウム】
マグネシウムと塩素の化合物。海水に0.5パーセント含有し、製塩の際の副産物である苦汁(にがり)に約20パーセント含まれる。常温で普通のものは六水和物で、潮解性のある無色の結晶。豆腐の凝固剤や木材...