は‐か【破瓜】
《「瓜」の字を縦に二分すると二つの八の字になるところから》 1 8の2倍で、女性の16歳のこと。 2 8の8倍で、男性の64歳のこと。 3 性交によって処女膜が破れること。
はくいのひとびと【白衣の人々】
《原題Men in White》キングズリーの処女戯曲。1933年初演。医療的使命感と現実の狭間で苦悩する医師の姿を描く。ピュリッツァー賞受賞。
はくちょうしょじょ‐せつわ【白鳥処女説話】
白鳥が処女に化して地上に降り、人間の男に衣を取られて結婚するという筋の説話。特に女性の処女性を白鳥で象徴する。類型は世界的に分布し、日本の羽衣(はごろも)伝説や昔話「鶴女房(つるにょうぼう)」も...
はげのおんなかしゅ【禿の女歌手】
《原題、(フランス)La cantatrice chauve》イヨネスコの処女戯曲。1幕の散文喜劇で、副題を「反戯曲(アンチピエス)」とする。典型的な英国人夫妻のとりとめのない会話が徐々に崩壊し...
はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】
日本の伝説の一。天下った天女が水浴中に羽衣を男に奪われて天に帰れず、しばらくその妻となって暮らすうちに羽衣を取り返して天に戻るという話。→白鳥処女説話
はすい【破水】
南木佳士の処女小説。昭和56年(1981)、第53回文学界新人賞を受賞した著者のデビュー作。
はつすがた【はつ姿】
小杉天外の処女小説。明治33年(1900)刊。序文は、わが国における自然主義文学論の先駆とされる。
はつ‐もの【初物】
1 その季節に初めて収穫した野菜・果実・穀物など。魚介などにもいう。はしり。 2 まだだれも手をつけていないもの。処女や童貞などにもいう。
はへい【派兵】
高橋治の処女小説。シベリア出兵をテーマとし、「シベリア出兵」「シベリアの虹」「雪と吹雪と」「凍土の孤影」の4部からなる。「朝日ジャーナル」誌に連載、単行本は昭和48年(1973)に刊行開始。
はるのしろ【春の城】
阿川弘之の処女長編小説。第二次大戦下を生きた一青年の青春を描く。昭和27年(1952)刊。同年、第4回読売文学賞受賞。
石牟礼道子による長編小説。島原の乱をテーマとする歴史大作。著者初の新聞...