いわ‐かがみ【岩鏡】
イワウメ科の常緑多年草。深山に自生。高さ約10センチ。根元から多数出る葉は、円形で縁にぎざぎざがある。夏、花びらの先が細かく裂けた淡紅色の花を数個開く。
いわし‐ぐも【鰯雲】
白い小さな雲が、魚のうろこのように群がり広がっている雲。多く、巻積雲のことで、この雲が出るとイワシの大漁があるといわれた。鯖雲(さばぐも)。鱗雲(うろこぐも)。《季 秋》「—ひとに告ぐべきことな...
いわ‐しみず【岩清水/石清水】
岩の間からわき出るきれいな水。《季 夏》「湯を掬(むす)ぶ誓ひも同じ—/芭蕉」
いわ‐な【岩魚/嘉魚】
サケ科イワナ属の淡水魚。山間の渓流にすむ。日本産淡水魚の中で最も冷たい水を好み、ヤマメよりさらに上流にいる。全長約30センチ、暗褐色で多くの小朱点があり、体側に小判形の横斑が出る。美味。きりくち...
いわみ‐ぎんざん【石見銀山】
島根県大田(おおだ)市大森にあった銀山。戦国時代に開発され、江戸時代には幕府の直轄領となる。明治以降は銅も産出。大正12年(1923)に閉山。平成19年(2007)「石見銀山遺跡とその文化的景...
いん‐か【陰火】
1 墓地などで燃える、奇怪な青白い火。狐火(きつねび)。鬼火。 2 焼酎(しょうちゅう)を浸した布切れを棒の先につけて燃やした火。芝居で幽霊の出る場面などに用いる。焼酎火(しょうちゅうび)。人魂...
いん‐すい【淫水】
性交のときに性器から出る液。
いん‐せい【陰性】
[名・形動] 1 消極的で、陰気なこと。内にこもっている感じであること。また、そのさま。「—な人」⇔陽性。「この—の憤怒は迸(ほとばし)り出るはけ口をもたなかった」〈里見弴・今年竹〉 2 医学の...
インテグラルイメージング‐ほうしき【インテグラルイメージング方式】
《integral imaging》遠近感を伴った映像を表示する立体テレビやコンピューターのディスプレーなどの方式の一。多方向から撮影した映像やそれと同等の画像データをコンピューターグラフィック...
インピンジメント‐しょうこうぐん【インピンジメント症候群】
肩を上げていくと、ある角度で痛みを感じ、それ以上は肩を上げられない症状の総称。夜間に痛みが出ることもある。過度な運動や加齢などが原因とされる。