う・く【浮く】
[動カ五(四)] 1 物が底や地面などから離れて水面や空中などに存在する。うかぶ。「からだが海面に—・く」⇔沈む。 2 表面に現れ出る。「赤潮のため魚が大量に—・いた」「肌に脂が—・く」 3 ...
うし‐おに【牛鬼】
1 牛の形をした妖怪。また、地獄の獄卒である牛頭(ごず)。 2 愛媛県宇和島市の秋祭りに出る真っ赤で長大な牛の作りもの。また、それをまねて作った玩具。
うち‐い・ず【打ち出づ】
[動ダ下二] 1 広々とした所に出る。「田子(たご)の浦ゆ—・でて見ればま白にそ富士の高嶺に雪は降りける」〈万・三一八〉 2 さっと出る。「谷風にとくる氷のひまごとに—・づる波や春の初花」〈古今...
うち‐だし【打(ち)出し】
1 《「打ち出し太鼓」から》芝居・相撲で、一日の興行の終わり。また、その合図。はね。 2 金属板の裏面から模様や浮き彫りを打ち出す金工技法。鎚鍱(ついちょう)。 3 「出衣(いだしぎぬ)2」に同...
内(うち)広(ひろ)がりの外(そと)すばり
《「すばり」は「すぼり」「すぼまり」ともいい、小さく縮む意》家族や仲間の内ではいばるが、外に出ると全く意気地のないことのたとえ。内弁慶。
うった・える【訴える】
[動ア下一][文]うった・ふ[ハ下二]《「うるた(訴)う」の音変化》 1 物事の善悪、正邪の判定を求めて裁判所などの機関に申し出る。申し立てる。告訴する。「警察に—・える」 2 有識者などに物事...
うって・でる【打って出る】
[動ダ下一] 1 敵に対して攻撃に出る。「敵の正面に—・でる」 2 活動の場にみずから進んで出る。「知事選挙に—・でる」
うなり‐ごま【唸り独楽】
回るとき、うなるような音が出る仕掛けのこま。胴体を竹や薄い金属などで中を空洞にして作り、ところどころに小さな穴をあけておく。とうごま。ごんごんごま。
う‐な・る【唸る】
[動ラ五(四)]《「う」は擬声語》 1 力を入れたり苦しんだりするときに、長く引いた低い声を出す。うめく。「痛くてうんうん—・る」 2 獣が低く力の入った声を出す。「犬が—・る」 3 鈍く低い音...
うば‐ざくら【姥桜】
1 葉が出るより先に花が開く桜の通称。ヒガンザクラ・ウバヒガンなど。葉がないことを「歯無し」に掛けた語という。 2 女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性。