う‐な・る【^×唸る】

の解説

［動ラ五（四）］《「う」は擬声語》

1. １ 力を入れたり苦しんだりするときに、長く引いた低い声を出す。うめく。「痛くてうんうん—・る」

1. ２ 獣が低く力の入った声を出す。「犬が—・る」

1. ３ 鈍く低い音を長く響かせながら出す。「モーターが—・る」「風が—・る」

1. ４ 謡曲・浄瑠璃などを、のどをしぼるように低音でうたったり語ったりする。「義太夫を—・る」

1. ５ 感嘆のあまり、思わず、1のような声を出す。ひどく感心する。「満員の観衆を—・らせる」

1. ６ 内に満ちている力が、あふれ出るばかりになる。「腕が—・る」「金が—・るほどある」

類語

• 呻く(うめく)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

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