きょう【凶/兇】
1 縁起や運が悪いこと。不吉。「—と出るか吉(きち)と出るか」⇔吉。 2 悪。悪人。「寇(あた)を斬り、—を滅す」〈続紀・神護景雲〉
きょう‐がん【競願】
[名](スル)ある事柄の許可をめぐり、複数の個人または法人が官公署などに願い出ること。「私鉄二社が鉄道敷設を—する」
きょう‐こう【強攻】
[名](スル)損害や危険を覚悟で強引に攻めること。「—策に出る」
きょうせいちゅう【共生虫】
村上竜の小説。引きこもりの青年が、自分に宿る共生虫の生贄(いけにえ)を求めて街に出る。平成12年(2000)刊行。同年、第36回谷崎潤一郎賞受賞。
きょう‐だ【強打】
[名](スル) 1 強い勢いで打ちつけること。「転んで後頭部を—した」 2 野球で、打者が積極的に打っていくこと。「バントシフトの裏をかいて—に出る」
きょうつう‐ごいきばん【共通語彙基盤】
政府や地方自治体が公開するオープンデータにおいて用いられる語彙集。同じ事柄に対する用語が各機関によって異なる状態では、統計データの集計や情報交換に支障が出るため、共通で使用するための語彙をまとめ...
きょう‐ゆう【洶涌/洶湧】
[名](スル) 水が勢いよくわき出ること。また、波が立ち騒ぐこと。きょうよう。「得々たる感情が心の裏に—するのを制し兼ねた」〈菊池寛・忠直卿行状記〉 [ト・タル][文][形動タリ]水が勢いよ...
きょ‐せつ【鋸屑】
1 おがくず。 2 おがくずが出るように、言葉がよどみなく出ることのたとえ。
きょ‐たつ【挙達】
《「ぎょたつ」とも》 1 推挙されて出世すること。また、登用するよう推挙すること。「—道遠くして、忠戦の輩勇みをなすべからず」〈太平記・一三〉 2 ある事柄をとり上げて目上の人に申し出ること。〈日葡〉
きらん‐そう【金瘡小草】
シソ科の多年草。道端に生える。茎は四方に広がり、地をはう。葉は長楕円形で、根元のものは放射状に出る。春、濃紫色の唇形の花が咲く。じごくのかまのふた。