もんこ‐かいほう【門戸開放】
1 制限をなくし自由に出入りできるようにすること。 2 港や市場を諸外国に開放して経済活動の制限を撤廃すること。
もん‐さつ【門札】
1 居住者の氏名を書いて門に掛けておく札。表札。門標(もんぴょう)。 2 武家屋敷で、出入りの商人などに下付した通用門の通行許可の木札。
もん‐しょう【門牆/門墻】
1 門と垣。転じて、家の出入り口。かどぐち。 2 《門と垣が並んで続いているところから》きわめて近い所のたとえ。
門前(もんぜん)市(いち)を成(な)す
門前に人や車馬が群がり集まる。権力や名声を慕い、出入りする者が多いたとえ。
もん‐どめ【門留め/門止め】
門を閉じて、その家への出入りをさしとめること。また、外出を禁じること。「しこなして—にあふ地帋(ぢがみ)売」〈柳多留・二〉
やお‐ちょう【八百長】
《相撲会所に出入りしていた長兵衛という八百屋(通称八百長)が、ある相撲の年寄と碁(ご)を打つ際に、いつも1勝1敗になるように手加減していたことからという》 1 勝負事で、前もって勝敗を打ち合わせ...
や‐じり【家尻】
家・蔵などの後ろのほう。「出入りの不自由にないやうに、—をば大きく切りやれ」〈黄・金生木〉
やど‐ふだ【宿札】
1 江戸時代、大名・旗本などが宿泊する本陣や脇本陣の門または宿の出入り口に、宿泊者の名を書いて掲げた札。関札(せきふだ)。しゅくさつ。 2 姓名などを記し、門口に掲げて、その人の住居であることを...
やまやま‐いり【山山入り】
《「山山」は「出」の字を分けて表したもの》出入り。主に商家が「出」の字を忌んで用いた。「金銀は—の帳と書き」〈柳多留・五二〉
やりど‐ぐち【遣り戸口】
遣り戸のある出入り口。