かんぱん‐バタビヤしんぶん【官板バタビヤ新聞】
江戸末期の逐次刊行物。文久2年(1862)江戸幕府の蕃書調所(ばんしょしらべしょ)が、バタビアのオランダ総督府の機関紙を抄訳・出版したもの。23巻まで刊行。のち、洋書調所が訳して継続したのが「官...
かん‐ぽん【官本】
1 官公庁で出版・発行する書籍。官版の本。⇔坊本。 2 官公庁の蔵書。
かん‐ぽん【監本】
中国の五代以降の国子監で校訂、出版した書物。
がくものがたり【岳物語】
椎名誠によるエッセー風の私小説。長男、岳の成長を軸に、親子の関係を描く。昭和60年(1985)刊行。翌昭和61年(1986)、続編刊行。平成10年(1998)、加筆・再構成した作品に、岳本人のエ...
きいろいこい【黄色い恋】
《原題、(フランス)Les Amours jaunes》コルビエールの詩集。1873年に自費出版したものだが、生前は省みられることなく、没後、ベルレーヌが評論「呪われた詩人たち」の中で紹介してか...
き‐かん【既刊】
すでに出版・発行されていること。また、その刊行物。⇔未刊。
きくちかん‐しょう【菊池寛賞】
菊池寛を記念して設けられた年1回の文化賞。文学・演劇・映画・新聞・放送・雑誌・出版などの分野で、その年度に創造的な業績を挙げた個人や団体に授与される。
きく‐ばん【菊判】
1 《初めて輸入されたとき、菊の花の商標がついていたところから》紙の原紙寸法の一。636ミリ×939ミリ。 2 書籍の判型の一。1を16折りにした大きさで、151ミリ×220ミリ。A5判よりやや...
きみはえいえんにそいつらよりわかい【君は永遠にそいつらより若い】
津村記久子の小説。平成17年(2005)、津村記久生(きくお)の筆名で応募し、第21回太宰治賞を受賞した作品「マンイーター」に加筆、改題して同年出版したもの。著者のデビュー作。
きゅう‐ちょ【旧著】
以前に出版した著書。古い著作。⇔新著。