よこ‐がけ【横掛(け)】
1 横にして掛けること。 2 横幅の広い額や軸物の類。 3 刀や棒などで横ざまに切ったり打ったりすること。「腰の番(つがひ)を—に、ざっぷとかけてぞ落としける」〈浄・百日曽我〉
よこ‐た・える【横たえる】
[動ア下一][文]よこた・ふ[ハ下二] 1 横にする。横に寝かせる。「からだを—・える」 2 横にして身に帯びる。携える。「太刀を腰に—・える」
よこ‐て【横手】
1 横に当たる方向。わき。「寺の—にある堂」「—から入る」 2 旗の上部の乳(ち)に通すための棒。 3 刀身の先端、切っ先との境をなす鎬地(しのぎじ)から刃にかけての横の線。横手筋。
よしおか‐りゅう【吉岡流】
室町時代後期に興隆した剣術の一流派。当主は憲法(けんぼう)の名を世襲。小太刀(こだち)を得意とした。憲法流。
よどごう‐ハイジャックじけん【よど号ハイジャック事件】
昭和45年(1970)に起きた日本で最初の航空機ハイジャック事件。模造拳銃や日本刀などで武装した共産主義者同盟赤軍派の活動家9人が、東京発福岡行きの日本航空機を乗っ取り、乗員・乗客129人を人質...
らい【来】
鎌倉中期から南北朝時代、山城で活躍した刀工の家名。高麗(こうらい)から渡来した国吉が祖とされるが、現存作刀はその子国行に始まる。
らいほうしゃ【来訪者】
阿刀田高の短編ミステリー小説。昭和53年(1978)、「別冊小説新潮」秋季号に発表。昭和54年(1979)年刊の短編集「ナポレオン狂」に収録。第32回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。
らせつ‐てん【羅刹天】
十二天の一。甲冑(かっちゅう)を着け、刀を持ち、白獅子(しろじし)に乗る姿をとる。西南を守護する。
らでん‐の‐たち【螺鈿の太刀】
鞘(さや)に螺鈿の装飾を施した太刀。公卿は大饗(たいきょう)や列見などの際に、諸衛府の次官は節会(せちえ)の際に帯びた。
ランセット【(オランダ)lancet】
先の鋭くとがった両刃のメス。刃針(はばり)。披針(ひしん)。ランセッタ。乱切刀。