あん・ずる【按ずる】
[動サ変][文]あん・ず[サ変] 1 考えをめぐらす。「依て窃(ひそか)に—・ずるに」〈福沢・福翁百話〉 2 調べる。「且(かつ)先例を—・ずるに」〈鴎外・渋江抽斎〉 3 なでる。特に、刀の柄(...
アンダルシアのいぬ【アンダルシアの犬】
《原題、(フランス)Un chien andalou》フランス映画。1929年公開。ブニュエル監督、ダリとブニュエルの共同脚本による約16分の短編作品。シュールレアリスムの実験的映画として知られ...
い‐あい【居合】
《もと「立ち合い」に対する語で、「居」は座ることの意》座った姿勢から瞬時に刀を抜き、敵を斬る剣技。元亀・天正(1570〜1591)ごろ、奥州の林崎甚助重信に始まるといわれる。居合抜き。
いえ‐じゅうだい【家重代】
家の宝として代々伝えていること。また、そのもの。「—刀剣」
いかもの‐づくり【厳物作り】
1 いかめしい作り。 2 「厳物作りの太刀」の略。
いかものづくり‐の‐たち【厳物作りの太刀】
外装をいかめしくこしらえた太刀。長覆輪(ながふくりん)、兵具鎖(ひょうぐぐさり)などの様式をいう。
いき‐どう【生き胴】
1 新刀の試し斬りにする、生きた人間の胴。また、その試し斬り。 2 近世、諸藩で行われた死刑の一。土を盛った土壇場(どたんば)に罪人を横たえ、二人の斬り手が首と胴を同時に斬るもの。
いぎ‐の‐もの【威儀の物】
即位の礼などのとき、参列する武官などが、儀式の威容を整えるために捧げ持つもの。弓・箭(や)・胡簶(やなぐい)・太刀・桙(ほこ)・盾など。
いく【生】
[接頭]名詞に付いて、生き生きとして生命力のある、という意を表す。「—井」「—太刀(たち)と—弓矢また其の天の沼琴(ぬごと)を取り持ちて」〈記・上〉
い‐くび【猪首/猪頸】
1 首が太くて短いこと。また、そういう首。 2 《首が短く見えるところから》兜(かぶと)を後ろにずらして、少しあみだにかぶること。敵の矢も刀も恐れない、勇ましいかぶり方という。「甲(かぶと)—に...