ひさご‐ばな【瓠花】
1 瓠1の花。 2 上代、15、6歳の少年が、瓠の花にかたどった髪を額に束ねた髪形。「年少児(わらはみこ)の年十五、六の間は—す」〈崇峻紀〉 3 瓠の花にかたどった造花。髪飾りとし、左右に分かれ...
ひじき【鹿尾菜/羊栖菜】
ホンダワラ科の褐藻。干潮線付近の岩上に生え、冬から春にかけて繁茂。円柱状で多数の枝に分かれ、長さ50センチ〜1メートル。若いうちに採取して乾かし、食用にする。ひじきも。ひずきも。みちひじき。《季...
ひたち‐ふうりゅうぶつ【日立風流物】
茨城県日立市の神峰(かみね)神社の祭礼に出す山車(だし)と、その上で行われるからくり人形芝居。山車は高さ約15メートル、5段に分かれた舞台上で「太平記」や「仮名手本忠臣蔵」などが演じられる。国の...
ひと‐あか【ヒト亜科】
霊長目ヒト科を構成する亜科の一つ。ゴリラ族とヒト族に分かれる。1300万年前にオランウータンとの共通の祖先から分岐したと推定される。 [補説]ヒト族にはヒト属のほかにチンパンジー属(チンパンジー...
ひと‐か【ヒト科】
霊長目の分類群の一つ。ヒト亜科とオランウータン亜科に分かれる。 [補説]ヒト亜科にはヒト属のほかにゴリラ属・チンパンジー属が含まれる。
ひと‐じょうか【ヒト上科】
ヒトと類人猿を含む霊長目の分類群。ヒト科とテナガザル科に分かれる。→上科 [補説]ヒト科にはヒト属のほかにチンパンジー・ゴリラ・オランウータンが含まれる。
ひとすじ‐みち【一筋道】
分かれ道のないただ一筋の道路。一本道。
ひと‐ぞく【ヒト族】
霊長目ヒト科ヒト亜科を構成する族の一つ。ヒト亜族とチンパンジー亜族に分かれる。630万年〜680万年前にゴリラとの共通の祖先から分岐したと推定される。 [補説]ヒト亜族にはヒト属のほかにチンパン...
ひと‐とり【人取り/人捕り】
1 二組に分かれて、敵方の人をじゃんけんなどで奪い合う子供の遊び。 2 人を捕らえて食ったりするという怪物。「この池に—ありておほく人死にけり」〈著聞集・一七〉
ひよく‐ギセル【比翼ギセル】
1 雁首(がんくび)が一つで吸い口が二つに分かれていて、男女が同時に喫煙することのできるキセル。 2 1本のキセルで男女が仲よくタバコをすうこと。「慰みに、—の薄煙」〈浄・冥途の飛脚〉