りょく‐えい【緑営】
中国、清代の兵制で、漢人によって編成された常備軍の一。旧明軍を改編して組織したもので、軍旗に緑色を用いたところからの名。騎兵と歩兵に分かれ、主として治安維持などに当たった。緑旗。→八旗(はっき)
りんざい‐しゅう【臨済宗】
禅宗の一派。唐の臨済義玄を開祖とし、のち黄竜派と楊岐派が立ち隆盛に導いた。日本には栄西が黄竜派の法を受けて建久2年(1191)に帰国、初めて伝えた。参禅問答による自己究明を宗風とする。現在は、天...
りんしょう‐いがく【臨床医学】
患者に接して診断・治療を行う医学分野。内科・外科・産婦人科・小児科・耳鼻咽喉科・眼科・精神科などの領域に分かれる。基礎医学・社会医学に対していう。
りんのう‐じ【輪王寺】
栃木県日光市にある天台宗の門跡寺院。山号は、日光山。天平神護2年(766)勝道が開創。四本竜寺(のちの満願寺)と称した。慶長18年(1613)天海が入寺、徳川家康の墓所として東照宮を造営。のち、...
ルアン‐ナムター【Luang Namtha】
ラオス北西部の町。中国との国境に近い。新市街と旧市街に分かれ、メコン川の支流であるナムター川とナムハー川が流れる。周辺にはカム族、アカ族、ランテン族などの山岳民族の集落が点在する。近郊の原生林は...
ルチャドール【(スペイン)luchador】
ルチャリブレ(メキシコ式プロレス)のレスラー。覆面を着けることが多く、善玉役のテクニコ(リンピオ)と悪役のルードに分かれる。
るり‐そう【瑠璃草】
1 ムラサキ科の多年草。山地の林内に生え、高さ約30センチ。全体に細かい毛があり、長卵円形の葉を互生。4、5月ごろ、茎の先が二またに分かれ、淡青色の花を総状につける。《季 春》 2 ホタルカズラ...
るり‐はこべ【瑠璃繁縷】
サクラソウ科の一年草。暖地の海岸付近に自生。茎は枝分かれして地をはい、卵形の葉が対生する。春、青紫色の花を開く。
ルーチン‐きょうぎ【ルーチン競技】
アーティスティックスイミングで、音楽に合わせて演技を行い、完遂度・同調性・構成などを競い合うもの。テクニカルルーチンとフリールーチンに分かれる。→フィギュア競技
れいぜい【冷泉】
藤原氏の一族、御子左家(みこひだりけ)から分かれた歌道師範家の一。藤原為家の子為相(ためすけ)を祖とする。その比較的自由な歌風は京極家に近く、保守的な二条家と対立した。のちに上冷泉・下冷泉の両家...