にいち‐てんさく‐の‐ご【二一天作の五】
1 旧式珠算での割算の九九の一つ。10を2で割るとき、一〇の位の一の珠(たま)をはらい、桁(けた)の上の珠を一つおろして五とおくこと。 2 物を半分ずつに分けること。 3 計算。勘定。
にっ‐しょう【入声】
漢字の四声(しせい)の一。屋・妖(よく)・覚・質・物・月・曷(かつ)・黠(かつ)・屑(せつ)・薬・陌(はく)・錫(しゃく)・職・緝(しゅう)・合・葉・洽(こう)の17の類の字に分ける。これに属す...
に‐ぶん【二分】
[名](スル) 1 二つに分けること。また、二つに分かれること。「人気を—する」「勢力が—する」 2 春分と秋分。また、春分点と秋分点。 3 印刷で、和文活字・インテルなどの幅が、各号やポイント...
にまい‐おろし【二枚下ろし】
頭を切り落とした魚を、片身を中骨(なかぼね)つきとして二枚に切り分けること。片身おろし。
ぬか‐ぶるい【糠篩】
精米と糠を分けるのに用いる目の細かいふるい。ぬかどおし。
ぬき‐しあい【抜(き)試合】
柔道・剣道などの団体対抗試合で、同一人が引き分けるか負けるかするまで、何人とでも勝負を続ける方法。勝ち抜き試合。
のうせいぜんしょ【農政全書】
中国、明代の農書。60巻。徐光啓著。1639年刊。「斉民要術」「農書」とともに中国三大農書。それまでの農書を集大成し、農本・田制など12部門に分ける。
の‐ねこ【野猫】
飼い主のない猫。のら猫。「沙金の目が、—のように鋭く」〈芥川・偸盗〉 [補説]「野良猫」は飼い主がなく人家の周りをうろつくもの、「野猫」は人から離れて山野に住み着き、鳥獣を捕食する野生化したもの...
のれん‐わけ【暖簾分け】
[名](スル)商家で、暖簾を分けること。「番頭格の店員に—する」→暖簾を分ける
の‐わき【野分き】
《野の草を風が強く吹き分ける意》秋から冬にかけて吹く暴風。特に、二百十日・二百二十日前後に吹く台風。のわきのかぜ。のわけ。《季 秋》「吹きとばす石は浅間の—かな/芭蕉」 源氏物語第28巻の巻...